サイゾーの悲しみ

ネコ

6月23日に、ゆきむらが旅立って私たち家族は

それぞれの日常を抱えながらも、悲しみに囚われていました。

悲しみに暮れてばかりは良くないと、奮い立たせるように

日常を過ごしていましたが、気づくとため息をついている日々でした。

甘えん坊

サイゾーはゆきむらのことが大好きになり、くっついて離れなくなって

うちの子になっています。(キジトラねこサイゾー

だから普段もゆきむらと一緒にいたがりました。

お昼寝もくっついて寝ていることが多くて、たまにはゆきむらも

鬱陶しがったりもしてました。

そんなゆきむら大好きなサイゾーですから、具合が悪いゆきむらのそばにも

始終くっついていました。

息を引き取ったときにも、呼んでもいないのに寝床から飛び出してきて

顔周りの匂いをずっとかいでいました。

その後、もともと甘えん坊の性格のサイゾーですが、やけに甘えるなと感じてはいました。

そして家族みんな、ゆきむらのいなくなったすき間を埋めるように

サイゾーを可愛がっていました。

あれっ・・・?

「なんか元気ないんだよね・・・。気のせいかな?」

末っ子ちゃんが、サイゾーを撫でながら言いました。

末っ子ちゃんは、うちのネコたちの主治医のように敏感で

ちょっとしたネコたちの変化を察知します。

「まぁ・・・ゆきがいなくなって・・・寂しいんでしょうね。」と私。

「・・・う~ん・・そうなのかな?それもあるかもだけど、具合悪いのかも。」

それでも、ご飯はいつものように食べるし(ゆきのお供え分まで食べるし)

お気に入りのネズミのおもちゃでも遊ぶし・・・

私は寂しいのだろうな・・・と思い込んでいました。

ところがその朝、朝ごはんの後はトイレを済ませるのですが

その様子に異変がありました。

何度も何度もトイレに行くのです。

それにいつもは、トイレの中で済ませるのに

トイレ周りに敷いてあるシートで済ませようとしたりと

いつものサイゾーとは違う行動を取っていました。

胸がギューと痛くなりました。

いつもと違う行動を取るときは、具合が悪い証拠

サイゾーは明らかに具合を悪くしていました。

足元の悲しみ

ゆきむらと通った病院に、ひと月も経たないうちにサイゾーと来ることになるとは

夢にも思っていませんでした。

病院にむかいながらや、待つ間も情けないことに私は

四肢に力が入らないくらいショック状態でした。

体重・体温を計測してもらい、様子を話した診断結果は

「膀胱炎」ということでした。

ホッとする気持ちを持ちましたが、すぐに

「人間の病気と同じに考えてはいけない」と思い直しました。

しかし幸いなことに、膀胱炎は人間のそれと違いはありませんでした。

「異常な梅雨寒のための冷えからくるもの」

先生はそうおっしゃいました。

「それと生活環境が変わったりすると、ストレスでなることもあるよ。」と。

サイゾーは、私たちの足元にまとわりつきながら

「お兄ちゃんは、どこ?ひとりだと寒いんだよ。」

そう言っていたのかもしれません。

いつもより足元にまとわりついていたのは

そんな気持ちがあったのかもしれません。

サイゾーは幸い、5日間の投薬で回復しました。

そして今日もキャットタワーでくつろいでいます。

一番上のゆきむらの場所は空けて・・・。

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