ゆきむらと、さよならしてから4か月が経とうとしています。
まだまだ毎日思い出して、切なくなります。
ここに来れば毎日会えるし、想いは届いてるよ。
でもときどき悪口いってない?
いやいや・・・悪口なんて・・・・。
高い場所からの、滝ゲ〇がなくなったって言っただけでしょ。
それにしても、ゆきむらの存在感は大きかったな・・・。
今回は、私たち人間だけじゃなく、サイゾーもゆきむらロスになってた話しです。
大好きな気持ち
サイゾーはゆきむらが大好きでした。
出会いのときからサイゾーはゆきむらに夢中でした。(笑)
ゆきむらが6歳のときにやってきたので、最初は体格差はありました。
ゆきむらの半分くらいしかなかったんじゃないかな?
ペッタリくっついて離れなくて、ゆきむらは手を焼いていましたね。
見てる方は可愛くて仕方なかったけれど・・・。
家の中でも一緒にいることが多くて・・というか、サイゾーがくっついてたんですけど。
一緒に外を眺め、一緒に寝て、並んでご飯を食べる。
さすがにトイレは順番でしたけれど(笑)
時々うっとうしがられて、脳天をひっぱたかれたり、シャーって怒られていたこともあるけど。
でもサイゾーは全身で、ゆきむらが好きって気持ちを伝えてました。
お別れの時間
ゆきむらの具合が悪くなってからも、変わらずいつも一緒。
ゆきむらは腎臓病で亡くなりましたが、口内炎が先に発症していたので口臭がありました。
その口で毛づくろいをするので、体臭もきつくなりタオルで体を拭いたりしていました。
そんな状態のゆきむらなのに、サイゾーはそばを離れなかったですね。
猫は人間より嗅覚が良いのにもかかわらず、くっついたり時には毛づくろいまでしてました。
亡くなるその日ゆきむらは、介添えしていつもの窓辺まで行くと、いとおしそうに庭を眺めていました。
もちろんサイゾーも一緒。
でも、庭を眺めるゆきむらを見守るように、体ごとゆきむらに向けて、ジッとみつめていました。
そして・・その夜にゆきむらは旅立ちました。
いつもの寝床にいたサイゾーは、すぐにそばに来ると鼻チョンを何度か繰り返していました。
優しく何度も・・・。
お別れをしているというよりは「お兄ちゃん疲れたの?ボク待ってるね。」
そんな風に言ってるように見えました。
サイゾーの気持ち
ゆきむらの葬儀の日は、サイゾーは姿を見せませんでした。
葬儀会社の方がいらしてたので、人見知りのサイゾーは気配を消していました。
後から気が付いたんですが、ご飯もいつものように食べていなかったですね。
そして数日後にサイゾーは、トイレを失敗してしまいます。
最初は「珍しいこともあるもんだ。」くらいでしたが、部屋のあっちこっちでチビる様子を見て
「これは病気?」と、ちょっと怖くなりました。
「オシッコがしたいのに出ない。」って腎臓病みたい・・と思ったら、いてもたってもいられなくなりました。
すぐに病院へ連れていきました。
診断結果は「膀胱炎」だったサイゾー。
薬をのんで(10日くらい)治りました。
先生は「急に冷えたり、環境の変化で膀胱炎になるよ。」と言っていました。
それを聞いて、ハッとしました。
いつも、ゆきむらにくっついて寝ていたサイゾーは、一人では寒かったのかな?
どこにもゆきむらの姿が見えなくて、落ち着かなかったのかな?
そう考えたら、サイゾーの気持ちが痛いほど伝わってきました。
サイゾーは「ゆきむらロス」になっていました。
さみしいね
会話ができなくても精一杯、体で気持ちを現していたサイゾー。
私たちは家族で泣いて悲しんで、思い出話をして悲しみを共有していました。
毎日、ゆきむらの遺影を替えて、話しかけて撫でて・・・。
お供えしたお気に入りのカリカリやネコ缶は、サイゾーが食べちゃったりして
「全くサイゾーはわかってるの?お兄ちゃんは天国に行っちゃったよ。」
なんて声をかけてた・・・。
サイゾーが分かってないはずないのにね。
私たちより、ずっと一緒にいたんだもんね。
キャットタワーの一番上。
ゆきむらのお気に入りの場所。
サイゾーは絶対にのぼらない。
ゆきむらの場所だから勝手に乗ったら、戻ってきたときに怒られるって思っているように。
「サイゾーを、もっともっと甘やかそう!」
家族でそう決めて、これでもか!って甘やかしてます。
そうすると・・・サイゾーも私たちも何か気分が落ち着きます。
ゆきむらが結んでいったサイゾーとの縁。
ゆきむら ありがとう。
サイゾーお兄ちゃんと心で一緒に生きていこう!
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