犬・猫ごはんのおススメ

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ネコの飼い方
Cat playing with little gerbil mouse on the table.

サイゾーくん、たまには違うもの食べてみる?

あげないけどね(笑)

いちまつネコです。

サイゾー
サイゾー

あ~お母さんハムもってるでしょ?

それ昔・・食べたことある~。

そうだね野良ちゃん時代は、大変だったもんね。

ウチに来たばかりの頃も、ときどきゴミ箱をあさってたね。

でも、カリカリを食べるようになってから興味もなくなってきたよね。

今回は「ネコのごはんの大切さ」について書きました。

ごはんの大切さ

ごはん(食事)って大切ですよね。

そんなのは当たり前ですが、ワンちゃんネコちゃんへの食事の認識ってまだ偏りがあるんです。

一般社団法人ペットフード協会の調べによると、92%の飼い主さんはワンちゃんネコちゃんの専用食(かりかり・ウエットフード・猫缶・半生タイプ・療法食・手作り食)を与えています。

ですが、わずか8%ですが「人間と全く同じ食事」「人間の食事の残り」を与えているというデータがあります。

そしてこのデータの数字は、ワンちゃんもネコちゃんも、ほぼ横ばいで変わっていないんです。

忠犬ハチ公

みなさんもご存知ですよね。

渋谷の駅前に忠犬ハチ公の銅像があります。

このハチ公の忠犬ぶりは有名ですが、ちょっとお話ししましょう。

 

東京帝国大学の教授、上野英三郎の飼い犬がハチ(秋田犬・あきたいぬ当時30円でもらい受ける。今のお金で約40,000円くらい。)

上野教授は愛犬家で、ハチの他にもジョンとエス(S)という犬も飼っていた。

とくにジョン(ポインター犬)は、ハチの面倒をみたと言われている。

ハチは上野教授の見送りを毎朝かかさずし、時には渋谷駅まで送り迎えもしていた。

ハチが来て1年後に、上野教授は脳溢血で帰らぬ人となってしまう。

上野教授のお通夜の日も、ハチはジョンとエスと共に、渋谷駅に行っていたという。

飼い主が亡くなった後は、ハチはいろんな所を転々とするが、最終的には上野宅に出入りしていた植木職人の小林氏に引き取られる。

そのころから渋谷駅周辺でハチの目撃が多くなる。(上野氏の死後2年経過)

ハチが渋谷駅に通っていたのは、9年間にも及び、私たちが知っている美談としてハチが愛されていたというのは、ハチが亡くなる前のたった2年間とされる。

それまでは周辺の人たちに、邪魔にされたり虐待されたりしていた。(ハチがおとなしい性格なので、いじめられやすかったとも言われている。)

これを気の毒に思っていた斎藤弘吉(日本犬研究家・古美術研究家)が、ハチの悲しい事情を新聞に寄稿すると、人々の心を打ちハチ公とよばれ可愛がられるようになる。

するとハチに食べ物を持ってくる者や、近くの屋台で飲む酔っぱらいたちが、焼鳥を与えたりすりようになった。

(当時の飼い主の小林さんは、ハチに牛肉を与えていた。)

その後、上野教授が亡くなって10年近くたつ頃に、渋谷川にかかる稲荷橋付近で亡くなっているのが発見される。

死因は肺と心臓にガンがあったとされている。(東京大学農学部で2011年に発表)

当時、解剖をすると胃の中から焼き鳥の串だと思われるものが、3~4本出てきた話しも有名。

参考資料:ウイキペディア・ハチ公物語

この「胃の中から焼き鳥の串だと思われるものが、3~4本出てきた」というくだりは、当時の動物に対する食事の大切さの意識が低かったことがわかります。

食事は基本

私が子供の頃は、猫も犬も人間と同じものを与えていました。

猫はネコまんまと言われるように、ごはんにかつお節と醤油をかけたもの。

犬は人間と同じものに、ごはんに味噌汁をかけたり。

なんてことが当たり前でした。

いま考えると、病気になるような食事でしたね。

ほんとうに知らないって怖いと思います。

食事の大切さの意識はかわってきましたが、資料にある「人間と全く同じ食事・人間の食事の残り」が2012年から数字が横ばいというのは少し残念な気持ちになります。

ペットを飼うのであれば、ぜひ食事は気をつけてあげてください。

寿命

寿命はワンちゃんネコちゃんともども延びています。

2019年度の調査では、ワンちゃんは14,44歳、ネコちゃんは15,03歳となっています。

室内飼いのネコちゃんでは、15,95歳とほぼ16歳ですね。

この平均寿命の延びも、食事が良くなったからだと言われています。

食事が大切だと痛感したのは、サイゾーが尿路結石の予備軍になったときです。

持って生まれた体質と、去勢をしたためサイゾーは尿路が狭くなっていて、砂(石)が溜まらないような食事に切り替えないとダメになりました。

それまでも食事には気を使っていましたが、それだけでは間に合わなくなってしまいました。

今はお医者さんの指導の下、療法食になっています。

この食事に替えてから、トイレがツラそうになることはなくなりました。

獣医さんもネコちゃんを飼っていたんですが、このネコちゃんはサイゾーと同じカリカリだけで20歳まで生きたそうです。

病気知らずの子だったと言っていました。

本当に、ごはんの威力はすごいですね。

犬・猫ごはんのおススメ まとめ

ごはんの大切さ

忠犬ハチ公の昭和初期のころは、ペット食の考え方があまりなかった。

死後ハチ公を解剖すると、焼き鳥の串が3~4本胃から発見されたという。

現在は92%の人が、ワンちゃんネコちゃん用のフードを与えている。

しかし、たった8%だけど昔と同じように人間と同じものを与えている現実がある。

寿命

ワンちゃんネコちゃん共に、寿命は延びている。

ワンちゃん14,44歳 

ネコちゃん15,03歳(室内飼いは15,95歳)

この結果は、ごはんが良くなったことと認識が広まり定着したからだと思う。

 

2013年からは、療法食の統計もされています。

このように病気をケアできる食事が定着したのも、寿命に影響があると思います。

 

寿命が長くなると、人と同じように高齢化の問題も出てきます。

それでも体に合ったものを食べて、健康に過ごしてもらいたい気持ちですよね。

自分もペットも健康な日が一日でも続くように、ごはんは大切ですね。

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