【ペットロス】私だけが泣いてない

スポンサーリンク
ネコの行動
いちまつネコ
いちまつネコ

去年の6月に、愛猫のゆきむらを亡くしました。

気難しくて、手のかかる子でした。

でも人間臭くて、おもしろい子でした。

この記事を書く、いちまつネコとは?

関東圏内に在住の、アラフィフです。

普段は、会社役員として働いています。

ネコ好きが高じて、猫ブログを開設。

猫の不思議なことなどを発信中。

ありがたいことに、収入も出ています。

ネットビジネス初心者としての悪あがきも書いているので、初心者の方は絶対に参考になるので必見です。

(ネコと日常で公開中)

最愛のペットを亡くしたのに、なぜか涙がでない・・・。

泣けばいいというものでもないけれど、何となくしっくりこない。

私は冷たい人間なのか?

そんな人に向けて書いています。

泣けない

昨年の6月23日に、ゆきむらが12年の猫生に幕を下ろしました。

口内炎に1年半、腎臓病に2ヶ月。

よく戦ったと思います。

1ヶ月~2ヶ月ごとに注射を打たないと、口の中が腫れあがり、ご飯が食べられなくなる口内炎。

10才で発症したゆきむらを、病院へ連れて行くのは私でした。

家の中で、私を見下していたゆきむらを病院へ連れて行くのは、正直気が進みませんでした。

私はゆきむらに、見下されていたので(笑)

関連記事はこちら

【悲報】猫に知らないうちに嫌われるNGな行動
なんか最近うちの猫、私に塩対応な気がするのよね。 でも、嫌われることをした覚えはないの。 ただ機嫌が悪いだけかな~? いちまつネコ ん~・・・ もしかすると、わからないうちにネコちゃんに、イヤなことをした可能性があります。 私にも経験がある...

 

動物は病院なんて大っ嫌いなんですから、そこに毎回連れて行くなんて、ますます嫌われそうです。

だからキャリーの中で文句を言うゆきむらに

「ちょっと、我慢すればいいんだからさ。」

「ご飯がまた、おいしく食べられるよ。」

なんてご機嫌取りしながらの通院でした。

ネコ缶あけなさいよ

お別れのとき

そんなある日、注射をうっても一向に口の腫れが引かなくなりました。

病院での診断は、腎臓病ステージ3~4。

先生の説明を聞いて、理解は何とかできましたが、納得はできず呆然としました。

そしてたった2か月後に、虹の橋に行ってしまいました。

ペット葬儀の方に来てもらい、ゆきむらを送りました。

日曜日だったので、旦那氏も末っ子ちゃんもいました。

末っ子ちゃんは泣きっぱなしで、何度も何度もゆきむらを撫でて抱きしめていました。

私は、何とも言えない気持ちでした。

もちろん悲しいし、寂しいし、ショックでもありました。

でも心の中で

「こうなることは、分かっていたはず。」

「もう病院へ、行かなくていいんだ。」

そう思っていたんです。

そして火葬の時間になり、送り出すときに、なんと旦那氏が号泣したんです。

初めて、こんなに泣くところをみました。

その姿を見て私は、なぜか自分を恥じていました。

「私って・・・何か欠けているのかもしれない。」

気持ちがすべっていく

「もう、ゆきむらはいないんだ。」

そう思うと、胸がしめつけられます。

真っ白で精悍な姿を、見ることは二度とないと思うとポッカリ穴が開いたようです。

目の端に白いものを見ると、ゆきむらの姿を探してしまいます。

でも、そこまでなんです。

そこで思考が、停止したようになります。

そしてゆきむらがいなくなって、ホッとしてるんじゃないかと思うのです。

「だって私は、泣けなかったから。」

自分がいちばん厳しい

「泣かないから、ほんとうは悲しくない。」

「泣かないなんて、冷たい人間。」

そんなこと思っているのは、自分自身なんです。

自分のことを、普通は・・みんな・・とかいう言葉で追いつめているんです。

どうしてなのか考えてみました。

それは・・・ホッとしているからです。

私の場合は、ゆきむらの通院も、それに伴う雑用も一人でやりました。

車に乗るのを嫌がったり、病院を嫌がったり、嫌がった点滴もずっと付き添いました。

治療に耐えるゆきむらを見るのは、つらかった・・・。

ゆきむらのためと言いつつ、自己満足なんじゃないかと思い悩んだり。

二度と経験したくないとまで思っていました。

そこから解放された気持ちの方が勝ってしまったということを、自分自身が許さなかったんですね。

でもそれは、誤解なんです。

私だけが泣いてない まとめ!

あなたは、泣けなかったですか?

そのことが、ツラくなかったですか?

考えないように、してませんでしたか?

 

本当は、心が揺さぶられるのが怖かったんです。

もう一度思い出すのが、つらかったんです。

けっして冷たい人間でも、欠けている人間でもないんです。

心を守るために、防御してしまったんです。

 

それがわかると、ゆきむらの死が受け入れられるようになりました。

ゆきむらの思い出話を、自然にできるようになりました。

ゆきむらに、嫌われていたんじゃないかという思いからも解放されました。

私たちは、上手くやっていました。

私がゆきむらのことが好きなんですから、ゆきむらだって私のことが好きだったに違いないんです。(笑)

 

泣けなかった・・・このことは、ずいぶん私を苦しめました。

でも今は、遺影の前のゆきむらそっくりな小さな人形相手に、話しが出来るまでになりました。

きっとあなたのペットも、あなたのことが大好きだったんです。

大好きな気持ちを、届けてあげましょう。

楽しかったころの思い出を、たくさん話しましょう。

*着替えを早くしてくれるかもしれません。

 

 

*猫の十戒の中の一説。着替える = 生まれ変わること。

関連記事

【体験談】ペットを飼うのに疲れたら・・・
散歩もなくて、楽だと思って猫を飼ったのに・・。 家は汚すし、しつけは効果ないし・・。 もう疲れた・・後悔ばかり・・。 犬にすればよかった。 いちまつネコ あらら・・・ だいぶお疲れのようですね。 想像と現実が違っていたのかな? 本当にあやつ...

 

 

 

 

コメント

PAGE TOP