白ネコとキジトラ

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ネコの行動

今日は、私が過去に出会ったネコちゃん達の話しです。

 

人生の最初に出会ったネコちゃんは、私が幼稚園児の頃。

家族で夕ご飯を食べていたら、破れた障子の穴から、真っ白のネコが入ってきました。

「!」と固まる私をよそに、お祖母ちゃんは「あら、シロおかえり。」と言ってました。

「一ヶ月ぶり?」とか普通に話し掛けていたのを思い出します。

昔は放し飼い(?)が当たり前だったんですね。

そしてシロくんはオス猫だったので、発情期にはフラ~といなくなるもの…だったらしいです。

シロくんとの思い出は、これだけなんですね~。(笑)

私の小さな頭では、これが記憶の限界だったのか、シロくんがこの後も、どこかに出掛けて行ってしまったのか。

少しさみしい気持ちです。

 

それから月日が流れ、私が小学校4年生の時に、キジトラの子猫が我が家にやって来ました。

父が、会社の同僚から譲り受けた女の子のネコちゃんでした。

名前は私が「ロビン」と名付け、すぐに仲良くなりました。

ロビンとは、思い出がたくさんありますね。

いつも一緒にいたので、もちろん寝るときも一緒でした。

でも時々、お腹の上で寝られると、金縛りにあったりして。(笑)

睡眠中に猫に乗られる人のイラスト(女性)

「何?コワイ~。」って目を覚ますんですが、原因がロビンなのに

「ロビンがいて良かった~。」ってまた寝るんですね。

こんなこともありました。

枕に頭を乗せると、枕の下で何か音が聞こえます。

枕を退かすと「!」なんと半死半生のトカゲがいました。

今なら分かります。

エサを分けてくれたのか…とか、捕ってきた自慢なのか…なんて。

でもその時は「もう!やめて!」なんて叫んでました。

ゴメンね…ロビン。

ロビンは賢いネコで、私が学校から帰ると、必ずお迎えに玄関まで来てくれました。

「ただいまー」と言うと、「ニャー」と言いながら走って迎えに来てくれました。

ロビンのお迎えは、私が高校を卒業して、家を出るまで続きました。

私が家を出て、半年くらい経ったときでしょうか…父から電話で「一ヶ月以上、帰ってきてない。」と聞きました。

今生の別れなのかな…と考えたら、涙が出ました。

そうなんです…。

シロくんとも、ロビンともキチンとお別れが出来ていないんです。

 

そうして今、結婚して子供も生まれた私の元に、真っ白ネコの

ゆきむらと、キジトラ猫のサイゾーがやって来たんです。

私の人生に4匹のネコ。

でも縁があったネコちゃんは、真っ白ネコとキジトラねこだけなんです。

でも、シロくんとロビン…どちらともキチンとお別れしていません。

あの頃は、まだネットもなくて共有することは、難しかった時代でした。

でも今は、こうして共有も記録も残すことが出来ます。

だから今度こそ、ちゃんとネコたちとの記録を残したい!と思っています。

 

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