我が家のネコたちは、二匹ともノラ出身です。
ですが、ゆきむらとサイゾーでは、性格がかなり違います。
ゆきむらは、ワガママで自由。
自分の言い分は必ず通します。
そのためには、しつこいくらいの粘り強さを見せます。
ご飯や、おやつが欲しいのに、なかなか貰えないと、私の背中に噛みついたりもします。
寝ていて気付かないと、頭にサクッと爪を立てたり。
さすがに血が出るほどではないんですが、けっこう痛いしビックリします。
爪切りも暴れてさせません。
ホント扱いにくいですが、優しいところもあります。
落ち込んでテーブルに、突っ伏していると、髪の毛の匂いを嗅ぐようにクンクンと鼻を鳴らします。
娘ちゃん達が、泣いていても同じようにします。
旦那ちゃんが飲み過ぎて、グッタリしていてもしています。
なので、間違いなく慰めてくれてる!と、勘違いしておきます。
サイゾーは、とにかく臆病で家の外には絶対出ないです。
家の中でも、スーパーの袋をガサガサすると、逃げてしまいます。
人間の表情を良くみていて、自分でこわいな~と思うと、サッと逃げます。
お客さんが来ると、絶対出て来ません。
お腹が空いても、知らない人や苦手な人がいれば、絶対に部屋に入って来ないんです。
その点、ゆきむらは知らない人が来ると、興味を示します。
その人のバックや、持ち物の匂いを嗅いで納得します。
ちょっと失礼な感じがするので、正直困りますが…。
ただ二匹とも、威嚇したり引っかいたり、ということはしないので、その点では助かります。
ネコは、生後9週間くらいまでに、自分は何者かということを認識するそうです。
それに照らし合わせると、ゆきむらは母ネコが死んでしまって、9週間未満で人の手で育てたので、ネコ社会が短かったことになります。
そうなると、「自分はネコで人間に飼われている。」という認識が低い可能性があるらしいです。
「人間という者と暮らしている。」という感じでしょうか。
対等なんですね。
もちろん、持って生まれた性格もあると思います。
サイゾーは同じノラでも、生後3ヶ月の時に飼い始めたので
「自分はネコで、人間という人に飼われている。」
という自覚がありました。
ちゃんと、自分と人間を区別して認識していました。
こうやって二匹を比べると、子猫の頃の体験や生い立ちは、性格に出るんだと強く感じます。
今日も我が家のネコたちは、元気に過ごしています。
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