お前俺の飼い主なら、俺より俺のこと管理しろ♪
家の外に出してはいけない♪
飼えない数を飼ってはいけない♪にゃん♪
いちまつネコです。
ボクは外に興味ナシなんだけどね。
外を知ってるネコちゃんは、完全室内飼いにするのは大変な部分のあるのかな?
でも、外を自由にさせるのは危険です。
今回は「外には出さない理由」「外が好きだったゆきむらの場合」「避妊・去勢は必須」を記事にしました。
家の外に出してはいけない
だんだん浸透してきている考え方ですね。
飼い猫は完全室内飼いで、飼ってもらいたいのです。
なぜなら外に出すということは、大きなリスクが3つあるからです。
感染症のリスク
意外に多い猫ちゃんの感染症。
感染経路は、人間で言えば飛沫感染やケンカによる咬傷(こうしょう)が多いです。
その病気を持っている猫ちゃんとの接触によって、かかってしまいます。
どんな病気があるのかというと
- 猫白血病ウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス)
- 猫クラミジア感染症
- 猫伝染性腹膜炎
- 猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
こんなにもあるんですね。
一説にはノラ猫ちゃんのほとんどは、何らかの病気を持っていると考えられています。
猫ちゃん自体、ケンカを避けるようにはしていますが、外に出ることが多ければ避けられない問題ですね。
帰ってこない
とくにオス猫に多くみられるようです。
発情期に飛び出して、そのまま帰ってこないというパターン。
猫同士のケンカになって、いつもは行かない場所までいって戻らなくなるパターン。
ケガをして戻れなくなるパターン。
野良ネコと間違われて、保護されてしまったパターン。
ちょっと考えてもこれだけの危険があります。
交通事故
私は事故に遭ったネコちゃんを保護したことがあります。
口から血を流して、ウチの庭先でうずくまっていました。
見覚えがある近所の猫ちゃんだったので、すぐに飼い主さんに知らせられましたが、発見が遅れたら…と思うと震えてきます。
今でも時々みかけるネコちゃんの遺体。
見かけるたびに、野良ネコちゃんやネコちゃんを自由にさせることに疑問を感じています。
外が好きだった ゆきむら
去年の夏に旅立ったゆきむらは、外が大好きな子でした。
晩年は出なくなりましたが、壮年の頃は外に出たがって大変でした。
外に出られるまで鳴き続けたり、襖(ふすま)を破壊したりと、気難しい手のかかる子でした。
そこで考えて講じた手立てが、リードで繋いで庭で過ごさせるということでした。
最初は抜け出そうとしたり、庭の木に絡まったりと大変でしたが、慣れてきたらリードに繋がれたまま過ごせるようになりました。
獣医さんにも「庭であるならば」ということで、理解もして頂きました。(笑)
外が好きなのに可哀想
猫=自由
こういうイメージを持ってる方は多いと思います。
私も10数年前まで思っていました。(笑)
でもそれは認識を変えなくてはいけないことなんですね。
ゆきむらのように、本当に外に出たがる子もいると思います。
それは大変ですが、解決策は必ずあります。
サイゾーは生後4ヶ月で我が家にやって来たノラ猫でした。
飼うことに決めた後も、フラッと出掛けてしまったりしていましたが(ゆきむらが庭にいるので)去勢手術をしたら一切でなくなりました。
個体差もあると思います。
だって、ゆきむらだって去勢していたんですから。(泣)
でも学術的にも、猫は餌が確保できていれば、広範囲を移動しなくてもいいという研究結果もあります。
野生の猫(?)でも、餌が潤沢にある場所からは移動しないということも分かっています。
つまり飼い猫は、自由にさせなくても問題はないと考えられるんです。
猫にもタイプがある
ゆきむらのように、去勢をしてもごはんを十分に与えても、外に出たがる子。
サイゾーのように、去勢をしたら外に興味がなくなったように出なくなる子。
猫ちゃんにもタイプがあるんだと思います。
ゆきむらの場合は、庭にリード付きで出す・・ということで解決しましたが、それもできない方もいると思います。
ゆきむらのようなタイプなら、家の中の工夫も必要になってくるかもしれないですね。
例えば十分に外が見えるような位置に、キャットタワーを設置する・・とか、猫ちゃんが家の中でキャットウオークできるようにする・・などです。
ゆきむらもキャットタワーを設置してから、格段に庭に出る回数が減りました。
外に出たがるネコちゃんは、運動をさせてあげると落ち着くかもしれませんね。
避妊と去勢
これは室内飼いをする上で必須です。
お見合いなどができる環境で、マッチングさせられるのなら別ですが、それが出来ないのなら手術はするべきです。
メスは発情期中は鳴き続けるので、近所迷惑にもなるしネコちゃん自身のストレスも心配です。
オスはメス猫ちゃんの発情の声に反応するのですが、そうなるとマーキングや脱走をするようになります。
猫ちゃんの体にメスを入れることに抵抗を感じるのも分かりますが、手術自体はリスクの低いものです。
それよりも発情期に我慢をさせるストレスや、そのときだけ外に出すリスクの方が大きいと考えています。
今回は病気・感染症や、事故について考えてみました。
飼い主さんになったからには、ペットを幸せにしてあげたいですよね。
飼い主さんもペットも幸せになることを願って。
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