子供がカブトムシをもらってきたの。
猫を飼っていて心配したんだけど、襲う風もなく大丈夫みたい。
子供と仲良く眺めていたりして、ホント可愛いの。
カブトムシの飼育・・・。
夏っぽくていいですね~。
・・・て、ちょっと待ってください。
ネコちゃんは襲う風もない・・といっていますが、注意は必要です。
カブトムシの飼育場所には気をつけてください。
思いがけないきっかけで、カブトムシを飼うことになった長女。
息子のソウちゃんが、幼稚園で流行っているのに気づいちゃったからなんです。
年少のソウちゃんは、いろんなことが分かるようになってきたんですね。
母親になったからって、昆虫に強くなるわけじゃないので、長女も戸惑いつつ飼育しています。
猫はカブトムシを襲わない?
8月に入ったある日、ソウちゃんはカブトムシをもらってきました。
なんでも幼稚園にの近くの林で、先生が見つけたんだとか・・・。
(自然豊かだよね~)
先生曰く
「カブトムシがいるかもしれないとソウちゃんと見つけに行って、本当に見つけてしまって・・。」
と、申し訳なさそうに長女に言ったのだそう。
内心「ひえ~~」と思った長女も、先生の気持ちを察したので、ありがたくいただいてきました。
長女の心配はカブトムシの飼育もさることながら、飼い猫のチクワくんの存在です。
ウゾウゾ動く(失礼💦)カブトムシが、チクちゃんの狩猟本能を刺激しないかということ。
(猫を飼ってる方・飼ったことがある方は、想像できちゃいますよね?)
そこで長女は、ケースに入れたカブトムシ(虎徹・こてつと命名)と対面させることに。
興味津々に、かぶりついて虎徹を見つめるチクちゃん。
「チク~カブトムシの虎徹だよ。仲良くして・・・ね!」
言い終わらないうちに、繰り出されるネコパンチ。
右に左に揺れ動く虎徹入りケース。
荒波にもまれる船のような状態に思わず
「チク!だめだよ!」
というと、あっさり興味をなくしたようにその場を後にしたチクちゃん。
結果・・・襲う でした。(やっぱり・・)
カブトムシと猫の共存
ここまでの流れだと、飼うのは難しいかと思いますよね。
しかし、そうとは言えないのでした。
あの最初の対面がウソのように、チクちゃんはケースの中の虎徹をソウちゃんと眺めるようになったんです。
最初の対面のネコパンチは、いったい何だったのでしょう?
ネコちゃんは好奇心と縄張り意識は強いので、初めてみるものには興味を示します。
何者なのか?確かめるために触ってみたんですね。
そこで納得がいけば、それでOKなんです。
自分に危害がない・縄張りを侵されないなら興味はなくなるようです。
それにソウちゃんが、カブトムシに対してとる態度も理解しているようです。
ソウちゃんが生まれたときから一緒にいるので、チクちゃんにとってソウちゃんは兄弟のようなんです。
だからソウちゃんが虎徹を大事にしていれば、同じような態度をとっています。
そして忘れてはいけないのが長女の存在。
チクちゃんにとって長女は母猫のような存在。
母猫を怒らせることは基本しないんですね。
注意したいこと
「なあんだ・・心配いらないじゃん。」
と思いますが、注意してほしいことがあるんです。
1.夜は猫の手が届かない場所に保管
2.カブトムシの体を点検してみて
この2つは注意してほしいのです。
1は、ネコちゃんて夜型です。
夜、ひとりの大運動会を開催することがありますよね。
気分が盛り上がってる時に、ウゾウゾ動くものを見たら、ついちょっかいを出してしまうかもです。
そんな心配がないように、ネコちゃんが絶対にいかない場所や、ネコちゃんが勝手にドアが開けられない場所においてあげてください。
それともう一つ。
カブトムシにとってエアコンのきいた部屋は、寒いんだそうです。
寝室に一緒に・・・というのは避けた方がいいですね。
カブトムシにとってちょうどいいのは、直射日光があたらない風通しの良い場所。
しかし30℃を越える場所は、苦手なようです。
あんがい繊細なんですね。
2は、ちょっと寒い話しになります。(笑)
カブトムシもクワガタも、体にダニが付いているものだそうです。
自然で捕まえたものだろうが、買ってきたものだろうが関係なく寄生しています。
飼うことになったら、お腹の方をよく見てください。
ここに結構くっついてるようです。
ここにびっしり付いていたら、歯ブラシなどで優しく落としてあげてください。
少しの水で、流水しながら洗ってあげるといいそうです。
ここにダニがたくさんついていると(クワガタナカセという種類らしいです)お腹の呼吸穴がふさがれて死んでしまうようです。
また、ダニをとる飼育マットというものがあるので、それを使用してもいいようですね。
「飼育していて大丈夫なの?」
って気になりますよね?
結論は大丈夫です。
人間に害を与えるダニではないといわれています。
でも気になるので、触ったあとは薬用せっけん等で手洗いはしましょう。
まとめ!
ネコちゃんとカブトムシは一緒に暮らせる?
答えはイエス
ただ夜の大運動会に備えて、ネコちゃんの手が届かない場所に。
カブトムシを飼う注意点
- エアコンは苦手
- 風通しがよく、直射日光があたらない30℃以上にならない場所で飼う
- お腹を点検してみよう(ダニがいるか確認)
- 触ったあとは、石鹸で手を洗おう
ムリなのかな~?と思ったカブトムシとの生活は、出来ることがわかりました。
ネコちゃんは頭がいいので、ちゃんと理解してくれるようです。
並んで虫かごを見つめるソウちゃんとチクちゃん。
本当に兄弟みたいに見えてくるから不思議です。
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