ネコの病気 口内炎 10のサイン

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ネコの病気

ゆきむらは口内炎を発症しています。

最近では「虫歯よりも歯周病の方が悪い」

なんて常識のようになっていますが、それは人間の場合なんて考えがちです。

とくにネコの場合は「虫歯にならない」

と言われているので、気づくのが遅くなったりします。

このブログにきてくださった方が少しでも、ペットの異変に早く気付いたり

注意喚起になればいいなと思い記事にしてみました。

口内炎

ゆきむらが最初に口内炎の症状をみせたのは、約2年前です。

朝と夕方に食事を摂る習慣だったのに、こまごまフードを欲しがるようになりました。

一度に食べる量が減って、そのせいで回数が増えたんだと思います。

でもその時は、好き嫌いが始まったのかと、あまり気にしていませんでした。

ただお皿の周りが汚れるようになり、食べこぼしが多いな・・・とは感じていました。

今考えれば、カリカリが口の中に当たって痛くて、顔を振って食べていたんだと分かります。

そうしているうちに、体臭がするようになってきたのです。

この時点でようやく「様子がおかしい」と気づきました。

宣告

病院に連れていくと「口内炎」と言われました。

このときは正直、「大したことなくて良かった。」なんて考えていました。

薬を処方してもらえば大丈夫なんて軽く考えていたのです。

診察のときに先生が、口の中を見せてくれたのですが

顎関節の部分が赤く腫れあがっていました。

熟れたプチトマトのようなそれを見て、もの凄く心配になりました。

そして説明を聞いていくと、人間の口内炎とは全く異なる

厄介な病気であるということが分かってきました。

  • 完治はしない。
  • 炎症を起こしたら、注射で抑える。
  • 食べが悪くなったら、注射を打つ。
  • 効き目は2週間程度(個体差あり)

そして先生もハッキリとはおっしゃいませんでしたが

あまり注射を打たない方がいい・・・というような話もされました。

(これは2年後に、ハッキリと理由がわかるようになります。)

ただ現在の治療法では、最善の方法であるということでしたし

そもそも注射をしなければ、口内炎は悪化し食べられなくなるのです。

この時点で、やっと口内炎の恐ろしさに気づきました。

みるみる回復

注射をしてもらうと、次の日にはよく食べるようになっていました。

体臭もなくなり、10歳くらい若返ったように見えるほどでした。

(それじゃ0歳ですけどね)

食事のサイクルも、朝と夕方にもどり一安心していました。

効き目が2週間と言われていましたが、最初の頃は2ヵ月近くもっていました。

1年以上2ヵ月サイクルでした。

それが1ヵ月になり、そのころから痩せてきたように思います。

この頃には、注射をしても食べ方が劇的に戻ることがなくなり

体臭もあまり軽減することがありませんでした。

口の周りのよだれが酷くなり、口元を後ろ足で掻くようになりました。

たぶん痛痒かったんだと思います。

サイゾーが側に行くと「シャー!」と、威嚇することもありました。

ドライフード(カリカリ)も食べづらそうだったので

ウエットフード(ネコ缶)ばかりでした。

小さなサイン

今になって思い返せば、小さなサインはたくさん出ていました。

それを私は、大事と捉えることが出来ませんでした。

本当に悔やまれて・・・申し訳なくてなりません。

どうか今そばにいるネコちゃんの様子を注意してみてください。

いつもと違うところはありませんか?

  • 食事の仕方が変わってきた。
  • 食べこぼしが多い。
  • 顔を左右に振るように食べる。
  • 何か歯に挟まったようなそぶりをする。
  • 体臭が強くなった。
  • 口の周りが汚れる。
  • 食べる量が減った。
  • 怒りっぽくなった。
  • 元気がない。
  • 口臭が気になる。

口内炎だけでも、こんなサインがありました。

病院に通っていて気づいたことは、口内炎のネコちゃんは少ないです。

腎臓病のネコちゃんは多かったのですが、それに比べると口内炎は少なかったです。

でも確実になりやすい病気ではあるのです。

小さなサイン・・・見つけてあげてください。

 

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