ちょっと前から近所で、野良ネコちゃんを見かけるの。
靴下をはいたような柄で、かわいい子猫で私になついてるんだけど飼うか迷ってるの。
寒くなってきたし、このままじゃ弱っていくし、最悪死んじゃったらどうしようって思うと・・。
猫を飼ったことないんだけど、飼えるかな?
野良ネコちゃんを飼うにあたっては、やらなければならないことがあります。
そしてネコちゃんを飼う心構えというのも、しておいてくださいね。
といっても、難しいことではないので、ちょっとお話を聞いてください。
サイゾーくんも、ちょうどこの季節に我が家にやって来ました。
ゆきむらにくっついて、毎日遊んでいましたが、夜はどこで過ごしているのか分かりませんでした。
ポイント!
🐾 野良ネコって、どういう猫
🐾 飼う準備
🐾 猫を飼う心構え
こんなことが分ります(^▽^)/
子猫って小さくてはかなげで、どうにかしてあげたい気持ちわかります。
猫を飼うことって、そんなに難しそうじゃないし・・・。
いえいえ・・心構えは必要なんです。
野良ネコってどんな猫?
野良ネコちゃんて、どんな猫のことをいうんでしょう?
飼い主を持たない猫・・家がない猫・・自由気ままな猫?
そうですね・・どれも当てはまります。
でも街にいる野良ネコちゃんは、複数の飼い主さんをもってるようです。
飼い主さんというより、ごはんをくれる人という感じですね。
でも野良ネコちゃんなので、人とは一定の距離を置きます。
人懐っこい子もいますが、家に迎い入れるときは注意は必要です。
野良ネコちゃんを迎い入れるにあたって、何に注意するんでしょうか?
それは本当に野良ネコちゃんなのか、確かめるということです。
飼い猫でも、外に自由に出している飼い主さんもいます。
そんなネコちゃんを、連れて帰ってしまえばトラブルにもなりかねません。
なので本当に野良ネコちゃんなのか、確かめる必要はあります。
ネコちゃんを注意して見ていると分かることがあります。
それは・・・
- 痩せている
- 毛艶がわるい
- 体がホコリっぽい
いくらご飯をくれる人がいるといっても、常に満腹ではいられないので痩せています。
バランスのいい食事がとれていないので、毛艶はあまりよくありません。
そしてきれい好きで、毛づくろいをしているといっても、外での生活なので体にさわるとホコリっぽいですね。
外はおちおち寝られない
野良ネコちゃんの寿命は5~8年といわれています。
室内飼いのネコちゃんだと、16年が平均なので野良ネコちゃんはその半分ということになります。
野良ネコちゃんの世界は、けっこう過酷なのがわかりますね。
元野良猫のサイゾーくんを通して、野良ネコちゃんの世界を書いています。
参考までによかったら、読んでみてください。
猫ってこんな感じ
野良ネコちゃんに出会ってしまって、初めて猫を飼うことを決意する飼い主さんもいると思います。
そこで猫を飼うってどんな感じなのか、ちょっとお話ししてみますね。
□ ほぼ寝ている(12~16時間)
子猫だとなおさら良く寝ます。
□ どこかに潜り込んで寝る
今度は飼い主さんの家が縄張りになるので、いろんな所を確認しながら疲れたら寝る感じです。
□ ゴハンは一度に食べない(だら食い)
一口が小さいです。
そして何回かに分けてダラダラ食べます。
□ おしっこはくさい
けっこう強烈なにおいがします。
でも猫砂とトイレシートが優秀なので、ほぼ臭いません。
□ ちょっと高い所にのぼりたがる
棚の上やテーブルの上などは、しょっちゅうのぼります。
落とされて困るものは、片付けておくほうがいいですね。
□ ジャレて遊ぶ
リボンとか猫じゃらしのようなもので、遊ぶのが好きです。
我が家の二匹は、ティッシュを丸めたティッシュボールを投げて遊ぶのも好きです。
ワンコと違ってお散歩がいらないネコちゃん。
家の中にばかりいて、ストレスはないのか気になりますよね。
野良ネコちゃんなら尚更、外の世界より狭い家の中はかわいそうに思えますよね。
でも心配はいりません。
ネコちゃんは縄張りを持っています。
外にいたときは、外の縄張りがありました。
毎日そこをパトロールするのは日課です。
目的は・・
✔ 餌にありつくため
✔ 縄張り内に変化はないか
✔ 安全に休める場所の確保
これが縄張り内のパトロールの意味です。
飼い猫になれば、家の中がパトロール対象になるだけです。
(もちろん飼い主さんもパトロール対象ですよ。w)
最初は外に出たがるかもしれませんが、家の中でごはんを食べて安心して眠れたら、外には興味はなくなります。
サイゾーくんが正にそのタイプでした。
今ではサッシが開いていても、外には出ません。
ネコちゃんは外の広い世界が好きなんじゃなくて、安心して住める場所が好きなんです。
なので室内飼いで、ストレスになることはありません。
安心してくださいね。
迎い入れる準備
さあ飼うことに決めたら、用意するものがあります。
- ゴハン用とお水用の食器
- 猫用かりかり(ネコ缶)
- トイレ(猫砂・トイレシート)
- キャリーバック
最初はこれだけあれば大丈夫です。
キャリーバック?って思うかもしれませんが、必須アイテムです。
まず、外から家に連れ帰るときに必要です。
連れ帰ると、最初は見慣れない場所で怯えるので、キャリーバックが隠れる場所になります。
それから2~3日から一週間のうちに、病院に連れていくのでその時に必要です。
できればお風呂も入れてしまいます。
(ノミやダニの心配があるので)
無理な場合は、蒸しタオルなどで拭いてあげましょう。
迎い入れたときは大変ですが、一週間くらいで落ち着いてくると思うので、それまでがんばりましょう。
野良ネコちゃんの場合は、必ず病院に連れて行って健康診断をしてもらいます。
(予防接種もしてもらいます。)
野良ネコちゃんは病気を持っていることや、寄生虫を持っている場合もあります。
早期に治療をすれば、それだけお金の負担も少なく済みますし、ネコちゃんも健康に長生きができます。
ちなみにサイゾーくんは鳥の寄生虫を、チクちゃんはカエルの寄生虫を持っていました。
野良猫時代に何を食べていたのか分かりますね。
(野良ネコの世界って、ホントに過酷)
それなのでキャットフードをあげると、すごく喜んで食べます。
本当にかわいいです。
でも、ちょっと胸が痛みます。
今まで何を食べてきたんだろう・・って考えると切なくなりますね。
これからは幸せに暮らすんだよって、心に誓いますよね。
本当に幸せにしてあげたいって思えます。
というか、幸せにしてあげましょう。
まとめ!
出会ってしまった野良ネコちゃん。
飼うことになったのも縁ですね。
ワンちゃんほど手間はかかりませんが、野良ネコちゃんを飼うのにはやるべきことと覚悟はいります。
こんな話しを聞きました。
譲渡会で審査を通った飼い主さんが、病気になったから返したいと言ってきたそうです。
しかも珍しいことではないようです。
すごく残念ですね。
ネコちゃんはワンちゃんより、病気にはなりにくいと言われますが、病気をしないわけではありません。
(ネコちゃんと特有の病気はあるが、人には移らないものが多い。)
我が家のゆきむらは腎臓病で他界しましたが、家族のもとで安心して逝かせてあげられました。
ネコちゃんにとって、最後まで安心させてあげられるのが飼い主の務めだと思います。
縁あって出会ったネコちゃん・。
きっと素晴らしい時間を共有できます。
本当に魅力がいっぱいのネコちゃん。
きっと飼い主さんを幸せにしてくれます。
(得意技は癒しです。)
だから飼い主さんも、ネコちゃんを幸せにしてあげてください。
最後まで、かわいがってあげてくださいね。
ステキな時間をすごせますように願いを込めて。
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