うちの猫、毛づくろいが下手なのかしら?
毛が、ところどころ固まってるのよね。
う~ん・・・
ずーっと前から、そうなら心配はいりません。
でも最近なら・・ちょっと心配です。
我が家のゆきむらは、10才で口内炎になりました。
口の中が腫れあがり、本当に痛そうでした。
そんな症状になる前に、小さなサインは出ていました。
見逃しがちな小さなサイン。
どんなサインなのか、お話していきますね。
関東圏内に在住の、アラフィフです。
普段は、会社役員として働いています。
ネコ好きが高じて、猫ブログを開設。
猫の不思議なことなどを発信中。
ありがたいことに、収入も出ています。
ネットビジネス初心者としての悪あがきも書いているので、初心者の方は絶対に参考になるので必見です。
(ネコと日常で公開中)
気づかなかったサイン
ゆきむらは、10才になっていました。
もう完全な老猫という歳でしたが、そんなことを微塵も感じていませんでした。
食べるの下手
「なんか最近、カリカリが散らばってるのよね。」
フードボウルをお盆に乗せているんですが、お盆の上はもちろん、その周りまでカリカリが飛んでいることがありました。
夜中にサイゾーと追いかけっこでもしてるのかと思い、それ以上は気にしていませんでした。
そしてある日、何気なくフードを食べているゆきむらを見て、原因がわかりました。
食べながら、顔を左右に振るようにしていたんです。
まるで、固いものでも食べているような感じです。
なんでそんな食べ方をしているのか、不思議に思っていましたが
「歳をとって、歯が弱くなった?」
なんて思っていたんです。
もうこの時は、口の中が腫れてきていたんだと思います。
食べ方は変だけど、食欲は落ちていなかったので、気づかなかったんですね。
怒りっぽい
ゆきむらとサイゾーは、基本仲が良いんです。
オス同士なのに、*アログルーミングをするほどです。
ゆきむらはクールですが、サイゾーは甘えん坊なので、サイゾーがくっついて回っていたんですけどね。
でも外をながめるのも、寝るのも、ごはんも一緒のタイミングでした。
ところが時々ですが、ゆきむらがサイゾーを嫌がるようになったんです。
となりに並ぶだけで、シャー。
すれ違うだけで、シャー。
ゆきむらが、イライラしてるのは分かりました。
しかし口内炎の痛みが原因とは、まだわからなかったんです。
*アログルーミング・・信頼関係がある猫同士が、お互いを毛づくろってあげる行為
臭う
「なんだろ・・におうな。」
最初は、どこからニオイがするのか分かりませんでした。
そのうち、ゆきむらが通るとニオイがすることに気づきました。
なんで臭うようになったのか分からなかったので、ゆきむらが使うベッド・お昼寝マットなどを洗いました。
そのときは良くなったような気がしましたが、すぐに元に戻ってしまうんです。
そしてサイゾーまでも、臭うようになってしまったんです。
どこかにニオイの元があるんじゃないかと、いろんなところを探したりしていました。
そこで二匹が寝るから、臭くなるんじゃないかと思っていたんですね。
毛づくろい下手
ゆきむらは真っ白いネコだったので、汚れは目立ちます。
ある日、シッポの付け根と胸の部分が汚れていました。
毛が固まったように汚れていて、どうしたのかと思いました。
ニオイもしていたので、蒸しタオルで拭いてあげました。
すると湿った体がイヤだったようで、自分で毛づくろいを始めました。
せっかくキレイになったのに、また汚れたんです。
「ネコ缶食べて、すぐ毛づくろうなよ~。」
なんて言いながら、もう一度拭いたりしていました。
口の周りが汚れる
「歯が弱くなってきたから、食べ方も変わってきて口の周りが汚れるのかな?」
そんな風に思っていましたが、それにしても今までにない汚れ方になってきました。
そのつど拭いてあげるのですが、食べていないときも汚れていることに気づきました。
ここまできてようやく
「この口でグルーミングしたから、体も汚れるし臭うんだ。」
と思いました。
そしてサイゾーのことも、アログルーミングをするので、サイゾーまで臭くなっていたんですね。
こうして、病院へ連れて行くまでになりました。
原因
「ニオイがすごいから診てください。って言えばいいのかな?」
「どうして、こんなことになったんだろう?」
「全く心当たりもないし、どんな病気なの?そもそも病気なの?」
なんて考えながら病院にいったほど、全くわかっていませんでした。
完全に小さなサインを、見逃していたんです。
口内炎とは?
人間の口内炎は、ひどいものもありますが、放っておけば治ってしまいます。
しかしネコちゃんの口内炎は、治りません。
症状を放っておくと、悪化していくだけなんです。
口の中が腫れあがり、切れて出血し、口腔内がボロボロになります。
やがて食べ物を口が受け付けなくなり、最悪の結果になります。
なので口内炎がわかったら、腫れを抑える薬を打つしかないんですね。
口内炎の原因は・・・
- 猫白血病ウイルスによるもの
- 猫免疫不全ウイルスによるもの
- 糖尿病・腎臓病などによる免疫力低下
- 歯周病からの口内炎
などが考えられるようです。
ゆきむらは最終的には、腎臓病で亡くなっています。
症状は口内炎の方が早く現れましたが、口内炎になったときはすでに、腎臓病だった可能性があるのかなと思っています。
まとめ!
「いつもと違う感じがする。」
そんな小さなことから、病気はわかったりします。
ネコちゃんは、具合の悪さを隠したがるともいわれます。
これは習性で、具合が悪いときに敵に襲われると大変なので、身をひそめて治そうとするようです。
もしかして口内炎かな?というときは・・
- いつもと違い、隠れるように寝る
- 顔を振るように食べる
- 臭う
- 体が汚れる
- 口の周りが汚い
こんな様子があれば、口内炎です。
すぐに病院へ行きましょう。
口内炎は人と違い、放っておいても治りません。
早期発見は早期回復です。
年末年始は病院も、お休みだったりします。
もし口内炎なら注射を打ってもらえば、本当によくなります。
不安なまま年末年始を過ごさないように、早めに受診をおススメします。
あなたとネコちゃんが、幸せな日々を送れますように願いを込めて。
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