ゆきむらが病気になったとき、初めてのこともあり
かなりナーバスになりました。
良くなるのだろうか?
通院はいつまでなのか。
入院になったらどうするのか。
治療費はどのくらい掛るのか。
お金のことは、あまり言いたくはありませんが
現実的な問題です。
今回は治療費と、ペット保険について書いてみました。
治療費は結構かかる
ゆきむらは口内炎になり、数か月ごとに炎症を抑える注射を打っていました。
病院によって細かい金額の違いはあると思いますが
診察料+注射で一回につき4,000円ほどかかっていました。
この頃はまだ数ヶ月ごとでしたので、そんなに負担には思いませんでした。
ただ体調によっては毎月のこともあり、そんな時は少し大変だなと感じていました。
そして腎臓病を発症しました。
ここからはグンと治療費が跳ね上がり、正直
「こんなに掛るの?」と驚きました。
病気と治療費
ペットの病気の心配と、治療費の出費で本当に疲弊しました。
でもペットの(家族の)病気です。
お金のことなんか言ってられません。
でも現実はお金が掛るし、お金がなければ治療も受けられません。
ゆきむらは腎臓病を発症し、点滴を受けなければならなくなりました。
最初は、4,000円近くの点滴を2日おきに受けました。
週3日として一週間で12,000円くらいになります。
回復程度にもよりますが、ゆきむらは週3日の点滴を
3週間続けました。
その後は、3~4日おきを2週間。
その他に、血液検査や飲み薬、腎臓サポートのフードの購入などで
一回の診察で一万円超というときも数回ありました。
亡くなる2週間前には、点滴も毎日になりこの頃は
「点滴はゆきむらのため?自己満足のため?」
と、自問自答とストレスで疲弊しきっていました。
保険の必要性
ゆきむらは保険に入っていませんでした。
というか・・・ペット保険が必要かどうかも考えていませんでした。
「ウチは猫だし室内飼いだから、大きなケガもないだろう。」
そんな認識でした。
病気になることなんて、具体的に考えもしなかったのです。
今思えば、考えたくないことを先送りにしていただけでした。
ところがいざ病気になって治療が始まると
病気になったことで自分を責め、かわいそうで胸を痛め
何としてでも治したいと無理を望み、疲弊していきます。
これは仕方のないことかもしれません。
でも治療費の心配をあまりせずに済んだとしたら
気持ちが少しだけ楽になり
いっぱいいっぱいにならずに済むのではないでしょうか。
ふり返ってみると、病気の宣告を受けてから治療に入り
徐々に弱っていくゆきむらを撫でながら泣いてばかりいました。
家族旅行に行くための積み立てを、ゆきむらの治療費にあてました。
後悔はありませんが、なんだか罰を受けているような気分になっていました。
ゆきむらも自分たちも理不尽な目に合っているような・・・。
完全に錯覚に囚われていたと、今ならわかります。
最後に
私たち人間は普通に保険に入っています。
いざというときに安心だからです。
ペットも全く同じです。
むしろ医療費に保険が適用にならないので、入るべきなんですね。
治療一つ一つが高額になってしまうからです。
そしてペットたちは私たちより早く時間が過ぎます。
小さかったのに、あっという間に成猫になり歳を取ります。
そして人と同じように病気になります。
悲しいけれど仕方ありません。
その時のために準備は必要です。
まだ小さいから・・・まだ若いから・・・
そうですね。私もそう思っていました。
「ネコは18年くらい、ヘッチャラらしい。」
そう言って笑っていました。
でも時間は淡々と過ぎていきます。
誰にも寿命なんてわかりません。
我が家にはサイゾーがいます。
6歳のサイゾーは、まだまだ元気です。
でも保険に入ります。
将来の安心のために。
元気なうちに検討するのは必要だと思います。
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