二度の膀胱炎で、療法食になっているサイゾーくん。
その後は、元気に過ごしています。
1年前に腎臓病でゆきむらを亡くしているので、病気には敏感になっています。
我が家では、ゆきむらとサイゾー(7才)というオス猫を飼っています。
ゆきむらは去年他界(泣)したので、今はサイゾーくんだけ。
長女の家のチクちゃんも男の子。(10才)
オス猫ちゃんが多いなかで、気づいたことがあったんです。
それは・・・
🐾 猫と腎臓病はセット
🐾 オス猫ちゃんはなりやすい
🐾 飼い主ができること
こんなことが分ります(^▽^)/
ネコの飼い主歴13年。
ネコちゃんの、いろんなことが分かってきました。
ほんと驚きの連続です。(笑)
ネコは腎臓病になる
ネコちゃんを飼っている人、これから飼い主さんになる人に知っていていただきたいんです。
「ネコちゃんは腎臓病になるよ」
驚かせようとして、言ってるわけではないんです。
私自身が経験して、痛い目にあっているのでお話ししたいんですね。
腎臓病は早期に手当てをした方が、だんぜんネコちゃんのため、しいては飼い主さんのためになります。
ネコちゃんの死因第1位が腎臓病といわれています。
(がんが1位で、腎臓病が2位というランキングもあります。)
なりやすい病気だと思って普段の生活も、気をつけてあげられると良いなと思います。
6才くらいがターニングポイント
我が家のネコも、長女の猫チクちゃんも、ご近所の多頭飼いのおうちの猫ちゃんも6~7歳くらいで体の不調がでてきてます。
猫年齢 ヒト年齢 猫年齢 ヒト年齢 1ヶ月 1歳 5歳 36歳 2ヶ月 3歳 6歳 40歳 3ヶ月 5歳 7歳 44歳 6ヶ月 9歳 8歳 48歳 9ヶ月 13歳 9歳 52歳 1歳 18歳 10歳 56歳 1歳半 20歳 1歳ごとに+4歳 2歳 24歳 15歳 76歳 3歳 28歳 18歳 88歳 4歳 32歳 20歳 96歳 出典:ネコとの暮らし大百科
猫ちゃんと人間の年齢の違いがわかると思います。
猫ちゃんがの6才は、人でいう40歳にあたります。
なるほど・・体に不具合が出てきてもおかしくない年齢ですね。
そこで元もと腎臓病になりやすい遺伝子をもっていれば、確率は上がってしまいますよね。
かくいう私も父方の遺伝子の関係だと思うのですが、高血圧症をもっています。
30代くらいから高めだと感じていて、40歳では薬を処方されました。
いまも飲んでいます。
そう考えると、ネコちゃんたちの6才くらいから腎臓病のサインが出てきても不思議ではないんですよね。
どんなサインがあるんでしょう?
腎臓病のサイン
ゆきむらは腎臓病で亡くなっています。
そのときのに見られた症状はこんな感じでした。
- お水をよく飲むようになった
- オシッコの出かたが激しい
- 食欲がおちた
- 運動能力がおちた
顕著にわかったのが、オシッコの量です。
↑こちらでも書いています。
ゆきむらはオシッコはトイレ内でしないで、トイレの外側にかけていました。
(この癖にはホント泣きました)
そのためトイレの外側に、ワンちゃん用のトイレシートを張り巡らせていました。
なので毎日シートを交換していました。
ところがオシッコの量が増えてからは、1日に2~3回は替えなくてはなりませんでした。
普段めったに飲まない給水器の水も、よく飲むようになっていました。
お水を飲ませるのには結構苦労していたので、よかった~くらいに思っていたんです。
食欲は多少おちてるな・・・と思っていても、歳のせいかな?とか口内炎のせいかな?(ゆきむらは口内炎で定期的に病院に通っていました。)と思ってしまっていたんです。
おかしいと思ったのは、明らかに痩せてきたときでした。
ステージは3~4
病気がわかってから2ヶ月ちょっとで、逝ってしまいました。
オス猫ちゃんは腎臓病になりやすい
腎臓病自体は、男の子も女の子も大差なくかかる病気です。
ただ男の子の方が、なりやすいと思いました。
ゆきむらは腎臓病で亡くなりました。
その後すぐにサイゾーが膀胱炎になりました。
膀胱炎は腎臓に直接関係ないように思えますが、膀胱炎から尿結石になり腎不全ということも考えられます。
じっさい2回も膀胱炎になったサイゾーは、尿結石予備軍と診断されて療法食になりました。
そしてチクちゃんは、6歳で急性腎不全になっています。
現在10歳のチクちゃんですが、療法食を続けています。
ご近所の多頭飼いのお宅も、オス猫ちゃんは全員、腎臓用の療法食になっているようです。
なぜ?男の子?
体の構造が一番の原因です。
我が家もそうですが、去勢手術をしています。
去勢手術は、室内飼いのネコちゃんには必須なことです。
発情期に惑わされないので、精神的に安定します。
でもデメリットとしては、もともと男の子は尿道が狭いということです。
去勢すると全体的に小さくなってしまうので、より狭くなってしまうようです。
(針のように狭くなると獣医さんは言ってました。)
その影響で、結石が詰まりやすくなります。
結石は人間にもありますが、人は結石が出ようとすると激しく痛みますが(経験者はわかりますよね)ネコちゃんはあまり痛みはないようです。
そのため症状が出たときは、進んでいることが多いようですね。
飼い主にできること
私たち飼い主は何をしてあげられるのか?ということを考えますよね。
月並みですが出来ることは、定期健診と食事です。
とくに食事は本当に大切です。
13年間ネコちゃんを飼ってきましたが、一番いいのは獣医さんに勧められたフードがいいと思います。
とくに何にも問題がないネコちゃんならいいとは思いますが、ある程度の年齢になったら体に合ったフードにするべきです。
苦手な病院を遠ざけるためにも、フードはいいものを選んでほしいと思っています。
ゆきむらは腎臓病が悪化していく中で、毎日点滴を受けに通いました。
あたり前ですが毎回、嫌がる素振りをしていました。
それはそれは、ストレスだったと思います。
どんどん悪化していく中で、やっと病院に行くのを私がやめたのは、亡くなる一週間前でした。
診察台の上で、コロンと横になったゆきむらを見たからです。
「病院で寝そべるなんて・・。そんなにツラいのか・・。」
治る病気なら心を鬼にもしますが、そうならないなら後は、一緒にいてあげるだけがいいと思いました。
みなさんには、こんな思いはしてほしくないのです。
ネコの腎臓病には気をつけて。
まとめ!
ネコちゃんの病気はいろいろありますが、今回は私も私の周りでもとても多い、男の子の腎臓について考えてみました。
ネコちゃんの死因でもトップに入る腎臓病。
そして6才くらいから、そのリスクは出てくるということ。
これに注意していくことで、かなりリスクは抑えられます。
腎臓は目減りしていく臓器です。
壊れてしまった部分を、回復させることはできません。
それを理解して対処ができれば、ネコちゃんの寿命は格段に延びます。
人もネコちゃんも食べるもので体は作られます。
フードは大切です。
ネコちゃんの体に合ったフードを選んであげてください。
健康な日が、1日でも多く続きますように願いを込めて。
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