トイレの周りをウロウロしてるの。
トイレ掃除をしたら、いつもは松ぼっくりくらいのオシッコボールができるのに、全然できてないの。
病院へ行った方がいいかしら?
それとも何か方法がある?
すぐに病院へ行ってください。
膀胱炎の可能性があります。
早い方がいいです。
急に朝晩、冷えるようになってきました。
こういう時は、膀胱炎になりやすいんです。
ポイント!
🐾 膀胱炎てどんな症状?
🐾 対処法
🐾 費用はどのくらいかかる?
こんなことが分ります。(^▽^)/
サイゾーくんは、梅雨の時期に1回。
秋が深まって来たときに1回。
1年のうちに2回も、膀胱炎になったことがあるんです。
膀胱炎の症状
サイゾーくんが最初に膀胱炎になったときは、ゆきむらが亡くなって長雨が続く7月の上旬と、日暮れも早い晩秋の時期でした。
症状は
- トイレに何度もいく
- 落ち着きがない
- 陰部を執拗になめている
- トイレ以外でおしっこをしようとする
- チビってしまう
- 量が少ない
- 血尿または濁った色をしている
こんな症状があったら、膀胱炎を疑ってくださいね。
そしてトイレも確認してみてほしいんです。
猫砂を使っている飼い主さんでしたら、オシッコボールができているか確認してみてください。
シートを使っている飼い主さんは、おしっこの色や量を確認してください。
- いつもと同じ大きさか
- いつもと同じ個数か
- うんちもチェック
- おしっこは濁ってないか
- 量はどのくらいか
オシッコボールの有無で、いつごろから症状がでたのか分かります。
大きさでも、症状が重いか軽いかを判断できます。
それとチビチビ数か所に、おしっこをしていることもあります。
まずはチェックして状況を把握します。
そのときのサイゾーくんも、あっちにウロウロこっちにウロウロ。
お気に入りの場所に来たと思えば、陰部を何度もなめて落ち着きませんでした。
そのあとも急にトイレに走っていったり・・。
いつもとは違うのは明らかでした。
ここでチェックしたいのは
✔ 何度もなめる
ネコちゃんは悪い所をなめて治そうとします。
陰部をなめるということは、そこに違和感があるということなんですね。
でも、あんまりなめ過ぎると陰部が腫れたりして、返って悪化させてしまいます。
✔ 元気がない
トイレが上手くいかなくて、落ち着かない様子で動き回ってるうちはいいんですけど・・。
ぐったりしているようなら、緊急を要します。
急性腎不全を、起こしている可能性があります。
こんな症状があったら、なるべく早く病院へ行ってくださいね。
膀胱炎になったら?
病院で膀胱炎と診断されたら、軽度なら投薬で改善します。
サイゾーくんがそうでした。
5日間薬を飲んで、症状がなくなったので安心しました。
ところがお薬が終わって、3日目に再びおしっこが出にくくなった様子。
さらに5日間の投薬で、完全に治りました。
でも分かりにくい場合もあって、ちょっと発見が遅れると点滴通院や、入院にもなってしまうこともあります。
腎臓病治療で点滴をする ゆきむら
発症から回復までの流れ
- ある日トイレ付近をウロウロし始める
(陰部をなめたり、あちこちでチビる)
⇊
- トイレにオシッコボールができていなかった
(ところどころに小さな砂の塊はあった)
⇊
- 病院へ・膀胱炎の診断
(注射と投薬5日分)
⇊
- 投薬2日目で回復して5日間お薬飲み切る
⇊
- その3日後、病院へ電話で再発をしらせる
(再び5日分の薬がでる)
⇊
- 5日間飲み切る
(再発なし)
サイゾーくんは軽度だったため、投薬で治りました。
でも、もう少し進んでいると、点滴治療で通院か入院ということもあります。
ネコちゃんにも飼い主さんにも負担が大きくなるので、早めの発見がカギになります。
費用
サイゾーの場合
料金 | |
診察料 | 1,000(2回分) |
注射代 | 2,740(2回分) |
内服薬 | 2,700(3回分) |
合計 | 6,440円 |
(私の行ってる病院なので、多少の料金の違いはあると思います。)
2回分で6千円以上ですので、1回3千円くらいかかっていることになります。
チクちゃんは(長女の家の猫)急性腎不全になったことがあるので、1泊入院と4日間通院と点滴をしました。
そうなると概算ですが、約29,510円になります。
ペットの病気は突然なので、予定していない出費としては痛いですよね。
その他にもサイゾーは2回も膀胱炎をしたので、チクちゃんは急性腎不全になったので、2匹とも療法食になりました。
毎月約4,280円のフードを購入しています。
健康管理のフード代として、年間約51,360円かかっています。
でも療法食になってから、サイゾーもチクちゃんも病気の再発はありません。
病気も何もなければいいのですが、そういうわけにもいきません。
13年ネコちゃんを飼っていて気づいたことは、7才がターニングポイントかなと思います。
ゆきむらもサイゾーもチクちゃんも、病気になったのは7才の時なんですね。
ゆきむらは7歳のとき口内炎と言われましたが、亡くなった原因は腎臓病です。
いま思えば、このときに腎臓の方も弱ってきていたのかもと思います。
男の子はとくに膀胱炎・尿結石・腎臓病に注意が必要だと思います。
コチラに詳しく書いています。
まとめ!
ネコちゃんは、具合の悪さを隠すといわれています。
具合が悪くなると本能で、攻撃を避けるために身を隠すことから、そういうふうに言われるようです。
でも今は、室内飼いが多いので注意してみてあげれば気づきやすいです。
ポイントは
- 執拗になめる部分がある
- 元気がない
- 吐く回数が多い
- オシッコの出が悪い(濁っている・血が混じっている)
- 寒い場所に行きたがる
調子の悪いときは、こういう行動が目立ちます。
気づいたら病院へ行く。
早い方が、ネコちゃんも飼い主さんも負担が少なく済みます。
7才を迎えたら、体に気をつけて見てあげてください。
スキンシップをとりつつ、健康チェックです。
「今日もかわいいね。元気だね。」
そう言える日が1日でも長く続きますように、願いを込めて。
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