思いもよらないこと
前回は、外ネコちゃんのリスクについて書いていきました。
獣医さんも勧めるように、外ネコ飼いは危険が多いようです。
怖い話
お話をしてくださった方の、地域での話です。
私が住んでいる街とは、ちょっと離れているので住宅地の様子はわかりません。
その方がおっしゃるには、市街地の新興住宅地だそうです。
近所の子供たちが、自然に集まっては夕方まで遊んだりする、のどかな所だそうです。
新興住宅地の中でも、割と早いうちに住んでいるあるお宅は、ネコちゃんを多頭飼いしていました。ネコちゃんは自由にさせていたので、近所で見かけるネコちゃんは、だいたいそこのお宅のネコちゃんだそうです。
でも人慣れしているので、子供たちもよく撫でたりしていたそうです。
ある日、近くの用水路の端で、水面を覗き込むような姿のネコちゃんを、近所の子供たちが見かけました。
子どもたちはすぐに、あのおうちのネコちゃんだ!と気づいたそうです。
危ないから連れていこうと近づくと、異変に気付きました。
座る姿のまま動かないし、背中に四角い傷がありよく見ると、なんと皮を剥がされていたそうです。
もちろん、そのネコちゃんは亡くなっていました。
ビックリした子供たちは、急いで飼い主に知らせにいったそうです。
亡くなり方が異常だったので、警察にも届けたそうです。
しかし未だに、原因も誰がそんなことをしたのかも、分かっていないそうです。
人間側の意識改革
外ネコ飼いをしている方にお話を伺うと、だいたい皆さん
「ネコってそういう特性でしょ。」あるいは「ストレスが溜まって可哀想。」
そんなお話をなさいます。
私も、ゆきむらを飼うまでは、そういう認識でした。
しかし獣医さんに、ネコを飼うにあたっての説明を受けて、間違った認識だったのだと気づきました。
基本的にネコは、テリトリー以外は興味を示さないので、外に出さなければそういうものだと思い、ストレスは感じないそうです。
実際、我が家のネコたちは、特にストレスを感じさせる行動等はありません。
今回の話しは私にとって衝撃的でした。
報道などで動物虐待の話しを、見たり聞いたりしますが、どこか対岸の火事でした。
しかし実際お話を聞くと、なんとも遣り切れない気持ちになりました。
私たちに出来ることは、今のところ自衛しかありません。
とくにネコちゃんに関しては、外飼いをせず室内飼いをしましょう。
このお話を伺って強く感じました。
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