【猫の不思議】猫って実は幽霊が見えてるのかも?

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ネコの不思議

サイゾーくん・・・また~何もない所をみてる。

怖いよ~やめようよ・・そういうの。

いちまつネコです。

サイゾー
サイゾー

ごめんごめん・・お兄ちゃんかと思ったら、コンビニの袋だった。

(お兄ちゃんとは去年旅立ったゆきむらのことである。)

コンビニの袋なんて・・・ないよ・・・。

ちくわぶ
ちくわぶ

いや~~~~~!

ということで今回は

「猫の世界はこんなふうに見える」「もしかしたら幽霊がみえてるの?」

を書いています。

猫が見る世界・人間が見る世界

人間の見える世界と、猫の見える世界では色彩の違いがわかっています。

それは目の構造の違いからなのは、聞いたことがあると思います。

色を感じることが出来る部分を、錐状体すいじょうたいと言います。

光と合わせて色を識別する働きがあります。

人間はこの錐状体が多くあるので、たくさんの色を見ることが出来ます。

(錐状体によって色の得意分野がちがう)

でも猫ちゃんには、この錐状体が少ないんですね。

猫ちゃんが持っている錐状体は、黄色は識別できるんじゃないかといわれています。

なので人間と同じ景色も違って見えます。

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上が人間の目でみる世界。

下が猫が見る世界。

色は鮮やかに見えていますが、猫の方が視野が広いですね。

こちらは夜

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猫は夜目がきくといいますが、本当によく見えます。

出典:カラパイヤ 不思議と謎の大冒険

猫ちゃんは色の識別は得意ではないですが、夜目はききます。

これは桿状体かんじょうたいという視細胞が人間より多いからだそう。

それと水晶体から入った光を反射させるタペタムという層人間の130倍もあるんだそうです。

このタペタムって凄いんです。

タペタムの成分の一つに亜鉛があるんですが、亜鉛は光を反射させる性質を持っています。

猫ちゃんはわずかな光をとらえると、視細胞にあたりそこねた光をタペタムで反射させるんです。

だからもう一回、視細胞を光が通るので夜目がきくんですね。

暗闇でネコちゃんの目が光るのも、人間よりたくさんあるタペタムが光を反射するからなんです。

もしかして・・・みえるの?

何もない空間をジッとみつめていたり、ともするとジャレついたり・・・

猫を飼っていたら、こんな場面を見たことがあるはず。

「なに見てるの?なにも見えないけど。」

なんて思わず声をかけたりしたこともあります。(笑)

一説には

「わずかな音を拾うために、耳に神経を集中させているのが、人間には虚空を見つめているように見える。」

ということらしいです。

それもわかります。

でも、なんにもない空間にジャレついていたら・・・

人間にはみえないものが見える

人と猫ちゃんが同じものを見ても、違って見えるということはわかりました。

ところが調べていくと、人には見えないものが猫ちゃんたちには見えるということも分かりました。

何かというと、それは紫外線です。

鳥や蝶なども同じように紫外線を見ることができるといわれていますね。

(犬・フェレット・ハリネズミなどの哺乳類も見えるというのが近年わかった)

たとえばモンシロチョウは、人間の目で見るとオスとメスの見分けがつきません。

(昆虫に詳しい人なら見分け方はわかるかもですが・・・)

ところが紫外線を見ることができると、オスのモンシロチョウは白ではなくて黒い羽根にみえるらしいです。

でもこれは紫外線カメラを通してみた人間の目で識別した色なので、鳥や猫たちは違う色で見えてるのかもしれないですね。

さらにネコちゃんは動体視力も抜群です。

私たちが見ているテレビはコマ送りに見えて、蛍光灯はチカチカと点滅しているように見えるらしいです。

なるほど・・ネズミのおもちゃを振り回してもキャッチするはずだ。

そこで「あれ?」と思ったのが、猫は何を見てるのか?っていうことです。

見えてるよ

「幽霊の成分てなんだろう?」

そんなことを考えました。

成分によっては、紫外線がみえるネコたちには見える可能性があるんじゃないかと思ったからです。

で調べたところ・・・確かな情報はなかなかありませんでしたが、水蒸気とか静電気というワードがでてきました。

たしかに幽霊は現れる前に、寒気がする・・とか蛍光灯がチカチカってなったりしてますよね。

(あくまでも一般論的な観点で)

蛍光灯・・・そうです。

蛍光灯はガラス管の中で放電を起こして光らせています。

そして蛍光灯を光らせるのに、静電気でも一瞬だけなら光らせることはできるんです。

そして蛍光灯は紫外線をだしているんでしたね。

もし幽霊が起こした静電気で蛍光灯が光ったのなら、紫外線を通して幽霊をみているのかもしれませんよね?

光るのが一瞬でも、動体視力がとびぬけていい猫にはハッキリ見えてるのかもしれないな~とちょっと寒くなりながら思ったのでした。

*本当に個人的な見解です。

まとめ!

同じ景色でも猫が見ている世界と、人間が見ている世界はちがう。

目の構造の違いを、ザックリまとめてみました。

人間
色を識別する 錐状体 多い 少ない
光を感じる 桿状体 少ない 多い
光を集める タペタム 普通 人の130倍
紫外線 見えない 見える
視力 0,1~0,3
動体視力 普通 人の4倍

*動いているものなら30メートル先も見える

調べてみたら猫と人間の目の違いって、世界観も変わるようなことでした。

人は鮮やかな色彩をみる代わりに、暗がりでの視力は弱く紫外線も見ることはできない。

猫は色彩は限られているけど、わずかな光でも見ることができて紫外線も見える。

人には見えないものが、猫にはしっかり見えていることもわかりました。

一緒の世界にいるのに、見えるものが違うって不思議ですね。

余談ですが画家のモネは、晩年白内障を患って片目だけ水晶体を摘出したそうです。

(水晶体は目に入って来る紫外線をカットする役割があります。)

この後の作品では、同じ風景の右目(白内障手術した)でみたものと、左目でみたもの別々に描いています。

水晶体のない目で描いた作品は、青と紫の色が強く出ているそうです。

紫外線の色はわからないといいましたが、もしかしたら青とか紫なのかもしれませんね。

 

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