ゆきむらの小さいときの写真が出てきたよ。
(ゆきむらとは去年の初夏に旅立った猫のこと 泣)
いちまつネコです。
えっ・・お兄ちゃんに小さいころってあったんだ。
それに真っ白じゃない・・・!
えっ?頭だけ黒い。
そうなの。
ゆきむらはゴーストだったんだよ。
(本物のゴーストになっちゃった 泣)
今回は「ゴーストマークとエンジェルマーク」「メス猫ちゃんは大変」を記事にしました。
ゴーストマークとエンジェルマーク
聞いたことがある方もいると思います。
白猫や、単色の猫にだけ現れるゴーストマーク(ゴーストマーキングともいう)というのがあるんです。
生後4ヶ月くらいの ゆきむら
頭にある黒い部分が、ゴーストマークと言われるものです。
白猫は頭(頭頂部)に現れるので、キトンキャップといわれてもいます。
このゴーストは幽霊という意味ではなく、消えてしまう不思議な現象のことを言います。
その名の通り、大きくなるにつれて消えてしまいます。
ゆきむらの場合は、1歳になるころには消えていました。
もちろんパッと消えるのではなく、形を変えながら小さくなっていって無くなります。
ハート形に見えたり、クッキー形(人型)になったり、星形になったりするのはちょっと楽しかったです。
どうして現れるの?
猫が持っている遺伝子で強いのが、縞模様の遺伝子といわれています。
ゆきむらのように白猫の単色猫でも、縞模様の遺伝子は強いため子猫のうちだけ現れるのかも?と考えられています。
そして確かなのは、縞模様の遺伝子を持っているということです。
ゆきむらの兄弟は6匹でしたが、4匹は縞模様だったと聞いています。
白猫はゆきむらと、もう1匹だけでした。
ゆきむらの母ネコは白猫だったので、2匹は母親似だったんですね。
エンジェルマーク
これは黒猫に現れるマークです。
白猫と違って響きがいいですよね。
黒猫の胸やお腹に、筆で描いたような白い部分があるのを指します。
これは白猫と違って、大きくなるにつれて消えてしまわないようです。
エンジェルマークというのは、天使が触れた痕とか神様に愛された証拠という意味があるそうです。
なんだかステキですが、実はその理由の裏には、とてもかわいそうな歴史がありました。
魔女狩り
有名な歴史ですよね。
中世のヨーロッパで本当にあった魔女狩りです。
このころ疫病が流行ったりして、混沌とした時代でした。
そしてそれは魔女のせいだとされ、黒猫は魔女の使いだといわれました。
人間だけだはなく猫までも処刑されたそうです。
でも、黒猫であっても白い部分があればエンジェルマークとされ助かったそうです。
何ともつらい歴史ですね。
現代において、このエンジェルマークの黒猫が多いのは、この遺伝子を持った黒猫が迫害を免れたからと言われています。
日本では黒猫は福猫といわれているので、意外な気がしますよね?
そんなことはない?
それはきっと西洋の歴史が入って来たときに、何となく刷り込まれたのかもですね。
日本では招き猫も黒猫(厄除け・家内安全)がありますし、クロネコヤマトの宅急便は有名です。
沖田総司も黒猫を飼っていたといわれています。
(当時、労咳を治すというジンクスがあった)
メス猫ちゃんは大変
ゆきむらのお母さんネコもそうでしたが、6匹を産んで縞柄と白猫の子供たちです。
知り合いに聞いたのは、ハチワレとキジトラ。
同じ母親から、違う柄の子供たち。
でも、これって猫の世界では珍しくないですよね。
同じ母ネコから違う柄の子猫が生まれること。
これはなんと、発情期に交尾したオス猫の遺伝子を持った子を産むことができるそう。
子供をみれば、お父さんが誰なのかわかってしまうということですね。
う~ん・・・人間の世界なら大変なことだ。
まとめ
ゴーストマーク(ゴーストマーキング)
縞柄の遺伝子を持った単色猫に現れるマークのこと。
白猫は頭頂部に現れ、キトンキャップと言われている。
エンジェルマーク
黒猫にの胸やお腹に、筆で描いたような白いあとのこと。
中世ヨーロッパの魔女狩り時代に、白い部分がある黒猫は迫害を免れたという。
メス猫は柄の違う子猫を産める
交尾したオス猫の数だけ、その遺伝子を持った子猫を産める。
猫の遺伝子で強いのは、縞柄だそうです。
イエネコの先祖はリビアヤマネコと言われてます。
このご先祖様が縞柄なんですね。
リビアヤマネコ キジトラっぽいですね
出典:ウイキペディア
ここから交雑していって、現在のようにたくさんの種類の柄のネコたちが生まれてきているんですね。
今回は、白猫と黒猫でしたが他の猫ちゃんも調べてみたいと思っています。
いや~猫って本当にかわいいですね。
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