サイゾーくんは、たまに夜中の12時を回るころに、大運動会を開催します。
ゆきむらがいるころは、一緒になって楽しそうに走り回っていました。
そうそう・・明け方も元気ですよね。
寝ている方は、たまったもんじゃないんですが・・・。
ただ、この大運動会で飼い主さんが被害にあうのは、万国共通らしいです。(笑)
なにがあったの?って聞きたくなるほど、突然始まる運動会。
猫飼いさんなら知ってるあの激しさ。
ビンビンに野性味を感じますよね。
ポイント!
🐾 運動会の開催目的(笑)
🐾 中止はできない
🐾 運動会引退の時期は?
こんなことがわかります(^▽^)/
私と遊んでる時にはみせない、あの激しい動き。
やっぱり、野性味は残ってるんだな~って感心してしまいますよね。
雨でも中止にはならない
ネコちゃんの運動会は、夜中だったり明け方だったりしますよね。
もちろん雨天決行ですし、ネコちゃんの気分次第で開催されています。
朝起きてきて、何があったの⁉と思うほど、クッションや座布団が飛んでることも。
障害物競走?
あまりにも激しいので、止めに入った方がいいのかとも思いますよね?
でもそれはNGなんです。
「ダメ!危ないでしょ!」
は、ネコちゃんには通じません。
運動会中は興奮しているので、大きな声をかけると、もっと暴れてしまうこともあります。
それに大きな声や、大きな手ぶりなどはネコちゃんはきらいなので、飼い主さんとの信頼関係が壊れてしまう可能性もあります。
開催されたら、ジッと終わるのを待つ方がいいようです。
運動会開催にあたる注意点(笑)
いつ開催されるかわからない運動会。
飼い主さんにできることは、安全に運動会をしてもらうことです。
こんなことに注意です。
- 落とされるものは置かない。
- 倒されるものを置かない。
- 注意をしない。
- 夜ゲージに入れておく。
ネコちゃんの飼い主さんなら、普段から物を置いたりすることに気をつけているとは思います。
でも興奮したネコちゃんは、何をやらかすかわからないので、もう一度点検をお願いします。(笑)
それからゲージに入れておくことは、出来ればしない方がいいです。
運動会をしたいのにできないとなると、ものすごいストレスがかかります。
ネコちゃんの健康状態に、問題が起きないとも言えません。
それに出してほしいと、鳴き声をあげるようになることもあります。
無駄鳴きをするように、なってしまう可能性もあります。
我慢させるのはムリなので、理解してあげるようにしましょう・・・。
ものすごく出たい気分
運動会の目的は?
夜中や明け方にこんなに元気なのはなぜ?
というか運動会はどうして突如として始まるの?
↑これすごく気になったので、調べてみました。
明け方に元気な理由は・・・
ネコちゃんは夜行性だから・・・って聞いたことあると思います。
「だから夜、元気なのか。」
いえいえ・・ネコちゃんは夜行性ではなく、薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)という特性を持っているんです。
薄明薄暮性とは?
猫は夜行性ではなく、どのような行動様式なのかというと「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」です。
薄明薄暮性とは、主に薄明(=明け方)と薄暮(=夕暮れ)の時間帯に活発に行動するようになる性質のことです。
猫が夜行性ではない理由として、実際には、暗くなり始めた時や早朝に動き出す薄明薄暮性であるから、ということが言えますね。
そのため、猫は明け方になると運動会をしたり、早朝から起こしに来たり、また夕方で薄暗くなってくると活発になって部屋の中を走り回ったりします。
出典:Pet Smile news forネコちゃん
もともと餌として食べていたのが、ネズミなどの小動物です。
ネズミが活発に動き回る時間に狩りをしていたので、その名残りが本能として残っているんですね。
野性味あふれる運動会になるはずです。
案外デリケートだったりする
室内飼いだと、どうしても運動量が減ってしまいます。
その運動不足分を補うために、運動会をすることもあります。
人間だって、お散歩したりすると気分がよくなったりしますよね。
そしてもう一つ、同じストレスでも環境によるストレスです。
引っ越しはもちろんですが、模様替えをした・来客があったなどでもストレスを感じてしまう場合もあるんです。
私たちも、むしゃくしゃしたとき軽い運動をすると、スッキリしますよね。
ネコちゃんも同じなんでしょうね。
室内飼いはネコちゃんの縄張りが家なので、縄張り内の変化を嫌うネコちゃんは多いです。
縄張り内の変化は、私たちが考えるよりストレスを感じるようです。
どちら様?
運動会の対処法は?
理屈も理由もわかったけれど、ずっと続くのか・・と思うと、ちょっと飼い主さんがストレスを感じてしまいますね。
やめさせられないのは確かですが、大運動会から小規模運動会くらいにはできるかもしれません。
明け方の元気
明け方に起こされる飼い主さんは、けっこういらっしゃいます。
顔をネコパンチされたり、甘噛みされたりと、全力で起こしにきていますよね。
起こされる理由は、遊んでもありますが、ごはんの催促だったりすることも多いはずです。
夜中にちょっと遊んで、少し休むとお腹が減るんでしょうね。
で・・・飼い主さんを起こすわけです。
今の時期はいいけれど、冬になったらキツイですよね。
なので思いきって、自動給餌機を導入してみました。
カリカリマシーンです。
これ本当に優秀で助かりました。
起こされることがある飼い主さんは、検討してみることをおススメします。
運動会を小規模に
室内飼いはどうしても、運動不足を感じる子は多いかもしれないです。
それを解消してあげれば、いいわけですよね。
飼い主さんがスキンシップをとってあげたり、遊んであげると軽減されることがわかっています。
ネコちゃんの本能は薄明薄暮性だとしても、人間と暮らしていると朝起きて夜は寝るというのが、だんだん身についてきます。
そういことも手伝って、昼間遊んであげるようにすると、夜は満足して寝てくれるようになってきます。
ネコちゃんも、学習してくれるわけですね。
勉強疲れだわ・・・
「運動不足解消なら、キャットタワーもいいのでは?」
という意見もありますが、これはちょっと見極めた方がいいので、運動不足解消=キャットタワーはおススメしていません。
↑こちらに詳しく書いています。
参考までに。
まとめ!
夜の運動会には、ネコちゃんなりの事情があるのがわかりました。
室内飼いならではの、理由もありました。
そのための対策もわかりました。
- 落とすようなものは置かない
- 倒すようなものも置かない
- 大きな声や、大きな身振り手振りはしない
- ゲージなどに閉じ込めない
- スキンシップをとる
- 遊んであげる
- おなかの空く明け方に、ごはんをあげる
- 必要ならキャットタワーを
我が家のサイゾーくんは、7才になりました。
まだまだ運動会を開催しています。(笑)
でもかなり回数は減りましたし、開催時間も短くなりました。
まだ若いネコちゃんは、しばらくは続きそうですがサイゾーくんも対策でかなり大人しくなりました。
みなさんも、ぜひお試しくださいね。
でも余裕があるときは、ネコちゃんの運動会をちょっと覗いてみてください。
これはこれで、かわいいんですよね。
では、また。
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