【ちょっと怖い話し】お寺あるある話し

ネコと日常
いちまつネコ
いちまつネコ

子供の頃は、家がお寺だと「怖くないの?」って必ず聞かれましたね。

なぜ怖いと思うのか?

理由は簡単です。

お墓が近くにあるからです。

一般の人は、きっと怖いんでしょうね。

そんなお話をしてみましょうか。

ネコの実家は、寺歴500年の歴史のあるお寺なんです。

そんなに大きなお寺ではありませんが、地元ではみんなが知ってるお寺です。

小さなときは、お墓で遊んでいたこともあります。

(罰当たり的なw)

お墓はこわい?

よく聞かれたのは

「お墓のそばで怖くないの?」ということでした。

「全然こわくないよ。なんで怖いの?」

と逆に聞き返していました。

先ほども書いたように、子どもの頃から見ているから怖くないんでしょうね。

普通の人は、お墓=怖いっていう観念があるようです。

でも私は、家の庭の一部だったんですね。

なのでお墓の隅々まで把握していました。

左奥は古いお墓が多い、手前には新しいお墓ができた、右奥はあんまり好きな場所じゃない・・そんなふうに認知していたんです。

お墓でも、ちろん遊んだりもしていました。

(良い子はマネしないでねw)

お墓の周りはぐるっとブロック塀で囲っていたので、塀の上を歩いてお墓を一周したり、古いお墓にあいさつに行ったりしてました。

子供心に古いお墓は、あんまり人の出入りがないので寂しいだろうな・・なんて思っていたんですね。

それと寛永通宝(1文25円くらい)という江戸時代のお金ですね。

それを見つけることがあって、宝探しのような気持ちもあったんだと思います。

もちろん父親(住職)に渡していました。

「見つけたらちゃんと持ってきなさい。」

なんて言っていたくらいなので、お墓へ行くことを咎めたりはしませんでした。

 

そんなふうにお墓に関わっていた私ですが、ある日の体験で考え方がかわります。

私がどなたかの埋葬を近くで見ていたんです。

男の人たちが数人で、大きく掘ってある穴の中に白い布で包んだ棺を下ろしていきます。

私が小さい頃は、まだ土葬があったんですね。

なので棺のまま埋葬したんです。

それを埋めていくわけですが、この光景が目に焼き付いています。

やがて埋葬が終わると、こんもりと長細い山ができあがるんです。

当時はこの土の盛り方で、新しい仏様か年数が経過しているのかが分かったんですね。

そしてこの経験から、死というものを考えるようになりました。

「お墓はその人の家のようなものなんだな。」

こんな風に思いだしたのも、この頃でした。

子供の頃の不思議な話し

子供の頃の体験は、大人になってから当たり前じゃないんだとか、あれはなんだったのかな?ということがいくつかありました。

「火の玉の話し」

夏には庭に縁台を出して、花火をしたりスイカを食べたりしました。

その日も「真っ暗になってきたから、家に入ろう。」そんなことを言っていました。

庭には椿の木やヒノキ、柿・桃などたくさんの木がありました。

その木の間に光るものが見えたんです。

最初は懐中電灯の光かと思いましたが、そんなところに人はいないはずです。

あれ?っと思っているうちに、木と木の間をゆらゆらと動いたんです。

「あれなに?」

と聞くと、すでに家族もそっちをみていました。

「火の玉だな・・」

父親が静かに言うと、それっきり見えなくなりました。

縁台を片付けて家に入ろうと玄関の方を見ると、本堂の屋根の方で再び光っていました。

すぐに見えなくなりました。

 

「通れない」

お盆になるとお寺は忙しくなります。

盆の入りには、ご家族や親族の方がお迎えに来るからなんです。

子供の私もお手伝いをしたのを覚えています。

お塔婆(卒塔婆そとば)を取りに来られる方に、お渡しするお手伝いです。

本堂から持ってくるように言われますが、お塔婆が長いのもあり、人にぶつからないように持ってくるのが子供には大変なことでした。

その様子を見ていた父に

「お前そんなに廊下の端っこを歩かなくていいよ。」

といわれました。

わかっちゃいるけど、人にぶつけてしまいます。

「ぶつからない。通れるよ。普通に歩けるよ。」

廊下に人が立っているから通れないと思っていたんですが、どうやらぶつかろうと思ってもぶつかれない人だったようです。

でもどの人も、夕方にはいなくなっていました。

きっと家族がお迎えに来たんでしょうね。

まとめ!

お寺に住んでいると、たしかに他の人とは違う環境があります。

でも、怖いという観点が違うな~というのはあります。

お寺にいて感じることは、悲しみとか恨みつらみではなく静寂です。

とにかく静かで、しーんというマンガでしか聞かないあの音が聞こえるほどです。(笑)

お墓は、此岸(この世)のお仕事を終えた方がこられる場所なので、本当に穏やかな静寂があるだけです。

そしてそこには、故人を偲ぶ家族や親族の慈愛の気持ちが詰まっています。

怖くなるわけがないんですね。

そしてそのお手伝いをするのが、お寺であり住職です。

朝に晩にあげるお経は、仏様や世の中の平穏を願ってあげています。

なのでお墓は怖くはないですよ。(笑)

 

私はそれよりも心霊スポットの方が、ずーっと怖いです。

絶対に行きません。

あそこはいけません。

「お墓こわいじゃん。」

って言っていた知り合いが、心霊スポットに行こうって言ってるのを聞いて意味がわからなかったのを覚えています。

私からしたら、自分から罠にかかりにいってるように見えます。

みなさんもくれぐれもお気をつけください。

 

 

 

 

 

 

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