サイゾーくん!何を食べたの?蛾⁉ひえ~。
いちまつネコです。
食べないよ~捕まえただけ。
口と手を洗わないと。(泣)
今回は「ペット最先国では昆虫食が始まる」「低アレルギー栄養価が高い」を書いています。
人間用も注目!昆虫食
昆虫食なんて罰ゲームじゃないんだから・・・
なんて聞こえてきそうです。
じっさいバラエティ番組で観たことがある方も多いと思います。
芸人さんたちの体を張ったパフォーマンスには、頭が下がります。
でもこんなコメントを聞いたことがありませんか?
「あっ・・・美味しい・・・。」(笑)
日本でも昔から、虫は食べられていました。
有名なのはイナゴの佃煮。
私も2~3回、食べたことがあります。
小女子の佃煮と思えば、違いは分からないです。
そして高級品といわれる蜂の子。
滋養強壮にすぐれた食品といわれています。
長野ではザザムシという河原でとれる虫を食べるそうです。
なぜ昆虫食は注目されるの?
なぜ近年こんなに昆虫に、注目が集まってきているのかというと・・。
ご存知の方も多いと思いますが食糧危機が将来心配されています。
2050年には世界人口が90億人に達するといわれる中、現在でも10億人の人々が慢性的な飢餓に苦しんでいるといわれています。
食品ロスや水不足・低コストでの生産など問題は山積みです。
そんな中、昔から食べられていた昆虫食に注目が集まったのです。
じつは、肉の消費量全体の20%はペットが消費していると言われていて、割と真剣にペットの食糧問題は考えられているんです。
そういう背景もあり、人間もペットも昆虫食に注目が集まってきたわけです。
新たな食糧源(ペット業界では)として研究・開発が進んでいます。
ペット先進国ではすでに開発・販売
ペット先進国といわれるドイツ・イギリス・フランス・イタリアなどでは昆虫フードの研究・開発もかなり進んでいます。
そしてドイツとイギリスでは、ドックフードの販売もされています。
最近は人間と同じようにアレルギーをもっている子も多いなか、低アレルゲンの昆虫フードは注目を集めています。
低アレルゲン・栄養価が高い
昆虫食のメリットは、低アレルゲン。
アレルゲンの7大要素
- そば
- たまご
- 小麦
- カニ
- エビ
- 牛乳
- 大豆
を含まないとされています。
栄養価が高い
- 脂肪
- 脂肪酸
- ビタミン
- ミネラル(カルシウム・マグネシウムなど)
昆虫の栄養素は、牛・豚・鶏などとほとんど変わらないのです。
環境にやさしい
牛や豚・鶏などを育てるのには、大変な時間とコストがかかります。
しかし昆虫を育てるには少ない資源で済みます。
下の表は育てるのに必要な土・餌・水を比較したものです。
動物の絵の中にかかれている数字は可食部分の%
出典:ダーウィン ジャーナル
このほかにも、アンモニアや温室効果ガスも少なくて済みます。
それに餌ですが・・・食用のアメリカミズアブの飼育なら食物廃棄物が餌とされるので、餌のコストも少ないということになります。
また、牛などの排泄物も堆肥に変えることもでき、残ったさなぎは肥料に使えるそうです。
う~んコスト面ではかなりのパフォーマンスです。
でも・・・なんか・・想像しちゃうのでツラくなってくる・・・。(笑)
まとめ
ヒューマングレードのフードをペットにも求められるので、肉の消費コストは全体の20%にもなることが分かった。
現在も10億人が慢性的な飢餓に悩んでいる状態で、本格的に食糧危機について考えなくてはならない。
そこで昔から食べられていた昆虫にも再びスポットが当てられた。
人間用にはかなり前から、研究も販売もされていたが、ペットたちにはようやく食用販売がされるようになった。
アレルギーのある子も多くなる中で、見直される昆虫食に注目が集まりそう。
イギリスでは2020年1月に販売が開始され、日本でもドイツやイギリスから輸入され始めたようです。
まだドックフードだけのようですが、キャットフードなども出てくる見通しです。
昆虫に対する先入観を克服できれば、受け入れられるのも時間の問題かもですね。
まぁペットたちに先入観はありませんけれど・・・。
しかし世界的な食糧難や、地球にやさしいコストなど考えさせられる部分はありますね。
ちなみにイギリスのヨラドックフード(昆虫食)のニッシュ氏は、ヒューマングレードを心配される飼い主さんのために、フードに使用する昆虫は全て食べたそうです。
プロですね~。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
(大変だったでしょうね。ありがとう)
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