
また台風がくるみたい。
この間は、停電して大変だったわ。
エアコンは使えないし、冷蔵庫の中のものは心配だし・・。
また停電したらどうしよう。
どんな準備をしたらいいかしら?

停電は急ですから、本当に困りますね。
でも普段のほんのひと手間で、解決できる対策があるんです。
最近の気象情報は、観測史上初といわれることばかりですね。
しかも観測史上初を更新している状態です。
今日のポイント!
🐾 冷蔵庫の温度を保つ方法
🐾 停電に備えること
🐾 あると助かるもの
まだまだ暑さが終わりません。
そんな時に停電になったら、エアコンも使えなくて大変です。
でもひと手間で、簡単に涼をつくれるんです。
ちょっとの準備
いつ起こるかわからないことに、手間暇はかけられないし、そもそも普段そんなこと考えない。
↑私はこんなこと考えちゃうんですけど・・・。(笑)
避難するような災害が前提なら、非常持ち出し袋とかお水の備蓄とか少しは準備もしています。
でも、急な停電になったときには、それらは大げさすぎる気がします。
それに停電が起こるのかもわからないのに、準備をするのは大変です。
できれば普段の生活の中で、少しの手間で準備できれば助かりますよね。
そんなひと工夫を紹介します。
- 1ℓサイズのペットボトルで氷をつくる
- モバイルバッテリーを充電する
- クーラーボックスを準備する
- お風呂に水をためる
- 携帯扇風機を用意する
- 懐中電灯の準備(電池も)
- ごはんを炊いておく
危ないな~と思ったら、先にやっておくことはこの7つです。
とくに普段からあると便利なのは、ペットボトル氷です。
何本か作っておくと、いざというときに便利です。
- 冷蔵庫(クーラーボックス)に入れておけば庫内を冷やせる
- 扇風機のうしろに置くことで、冷風をつくれる
- 溶けていく過程で、冷たい水が飲める
- 体を冷やすこともできる
こんなに利用ができるんです。
ぜひ夏の間は、作っておくことをおススメします。
それからモバイルバッテリーとスマホ・パソコンの充電も済ませておきます。
懐中電灯と乾電池も準備・点検しておきます。
携帯扇風機も用意しましょう。
お風呂に水をためておくことも忘れずに。
断水した場合や熱中症予防のための水風呂に役立ちます。
そして早めにご飯は炊いておきましょう。
夏場の停電は冷蔵庫がポイント
夏場の食品は、冷蔵庫に入れることが多くなります。
食品はもちろん、飲み物も冷やしますよね。
停電したら冷蔵庫も、冷凍庫も止まってしまいます。
考えただけでも泣けてきます。
出典:北九州市 くらしの情報
これは停電と共に、冷蔵庫内の温度の変化をグラフにしたものです。
何もしない状態と、保冷剤を使用した場合の実験結果です。
保冷剤を使用した方は、2時間たっても庫内を冷やしているのがわかります。
保冷剤は入れた方が断然いいですね。
それから冷蔵庫の設定温度は、強にしておくといいようです。
その状態で電気が切れても、2時間くらいは温度は下がりにくいそうです。
出典:北九州市 くらしの情報
こちらは冷凍庫の実験結果です。
やはり冷蔵より早く温度が上昇していますね。
保冷剤を使うことで、多少の上昇は抑えられますが、この結果をみると冷凍食品の大量ストックはやめておいた方がいいですね。
そしてこの実験は、扉の開閉がない状態での実験です。
いつものように開閉していれば、2時間も持たないことになります。
でも、実際は絶対開けない・・ということはできませんよね。
そのときのために、クーラーボックスにペットボトル氷や保冷剤を入れて、冷蔵庫代わりに使うといいと思います。
停電になったら冷蔵庫は、保管庫だと思った方がよさそうです。
安心は余裕をつくる
停電は滅多にあるものではないですが、災害があったときは一番ダメージが出やすいところでもあります。
自分の住んでいる場所が災害に関係なくても、送電線などが災害にあえば停電になる可能性もあります。
台風や激しい雷雨などが近くや、近隣であるようなら準備をしておく方がいいでしょう。
「何もなければ、それでよし。」
そんな気持ちで普段から、ちょっと気をつけるといいですね。
ペットボトル氷を普段から1~2本は作っておくといいかもです。
もちろん我が家も、2本は作ってあります。
ネコちゃんのお留守番にも役立ちます。
エアコンをつけて出かけられないので、ペットボトル氷をお昼寝する場所の近くに置いておくんです。
冷気が出てヒンヤリするし、溶けるときにできる結露は、ネコちゃんが舐めとって水分補給にもなるんです。
ペットがいるお宅は、お試しあれ~。
あると助かるもの
夏場の停電で最大の困りごとは、エアコンが使えないということだと思います。
もちろん扇風機も使えません。
台風に見舞われてるのなら、窓を開けることも困難です。
そこで便利なのが携帯扇風機です。
USBと乾電池の両方が使えるので便利です。
ただ小さいので、家族で使用することを考えると何台か必要ですね。
ペットボトル氷を利用すると、涼しい風になるのでお試しください。
それとケーキ屋さんなんかで付いてくる小さな保冷剤。
これも冷やしておくと便利です。
小さいので体が暑くて眠れない・・というときに、首やわきの下などの局部を冷やせます。
けっこう優れものなんです。
まとめ!
災害が多い昨今、停電になった場合のことは考えておいた方が良さそう。
夏場の停電で注意したいのが
- エアコンが使えない
- 冷蔵庫がとまる
この二つが特に困ることですね。
エアコンの代わりに
- 携帯扇風機を使う
- ペットボトル氷を利用する
- 水風呂に入れるようにしておく
- 小さな保冷剤で局所を冷やす
冷蔵庫が使えなくなったら
- あらかじめ温度設定を強にしておく
- ペットボトル氷を入れて冷蔵庫内の温度をさげる
- ムダに開閉はしない
- クーラーボックスを冷蔵庫代わりにする
災害の大きさにもよりますが、停電の復旧は2時間を目安にするといいかもです。
(それ以上になると、避難になるような災害だと考えられます。)
海外に比べると、日本は断トツ停電には強いようですので。
それでも夏の停電は、命の危険にもなります。
たかが2時間、されど2時間。
準備をしておくことをおススメします。
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